あなたは「うで体」or「あし体」?自分の体のクセがわかれば不調が改善!【鴻江理論】
健康のために「いい姿勢」を意識しているのに体がラクにならない。その原因は、「体のタイプ」に合わない動きをしているからかもしれません。トップアスリートも取り入れる「鴻江理論」に基づく体の使い方をマスターして、自分に合った動作を身につけましょう。
教えてくれたのは
鴻江寿治さん アスリートコンサルタント
こうのえ・ひさお⚫鴻江スポーツアカデミー代表。
トップアスリートのアスリートコンサルタントとして活躍。
著書に『一生歩ける喜び「うで体・あし体」鴻江理論で人生が変わる』(小学館)他多数。
上野由岐子さん ソフトボール選手
体を動かしやすくなります
鴻江理論を知り、「コウノエベルト」をとり入れるようになってから、無駄な動きがなくなりパフォーマンスが向上しました。皆さんにも不調に悩まされる前に、自分のタイプを知ってほしいと思います。
「重心の位置」の違いで決まる! 「うで体」「あし体」
「うで体」タイプ
猫背型・つま先重心。左に不調が出やすい
横から見ると、猫背型で重心はつま先寄り。背骨が右に曲がりやすいため、左肩が右肩より上がって見える。骨盤は右が前に出てねじれていて、まっすぐ立ってもおへそは少し左を向く。左の靴底が減りやすい。
不調の出やすい部位
● 肩こり、首の痛みに悩まされることが多い
● 背中の左側が張りやすい
● 左のお尻が固くなりがち
● 体の左側をケガしやすい
● 胃もたれしやすい
「あし体」タイプ
反り腰型・かかと重心。右に不調が出やすい
「うで体」と対照的なのが反り腰型の「あし体」。重心はかかと寄りで、背骨は左に曲がりやすく、右肩が上がり気味。骨盤は左が前に出てねじれているため、おへそは右を向いている。右の靴底が減りやすい。
不調の出やすい部位
● 腰の痛みに悩まされることが多い
● 背中の右側が張りやすい
● 右のお尻が固くなりがち
● 体の右側をケガしやすい
● 坐骨神経痛になりやすい
「鴻江理論」でなぜ毎日が変わる?
自分の体のクセがわかると不調が改善し、毎日元気に
アスリートコンサルタント·鴻江寿治さんが提唱する「鴻江理論」とは、人間の体は生まれつき2つのタイプに分かれており、適した体の動かし方があるというもの。
「肩こりや腰痛などの不調が出るのは、体の特徴に逆らった無理な動きをしているから。自分の体のタイプを知り、その『クセ』を生かす動かし方をすると、体への負担が減って不調が改善。毎日を元気に過ごすことができますよ」
