シクラメンは秋冬だけじゃない!3月スタートの「春シクラメン」を埼玉で育ててみた結果は?
生産の現場を生で見たり、それぞれの地域や環境に合わせて育てている方からの情報を得たりしていると、近年の気候変動もあり、シクラメンの栽培も変化が必要と感じる昨今です。そこで、シクラメン好きが試した「春シクラメン」を紹介します。
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監修
柿沼良和さん
(株)鴻巣植物運輸の埼玉営業本部取締役副部長/統括運行管理責任者。植物輸送の分野に25年以上携わり、現在はグループ会社「フラワーロジテム」と連携し、大手ホームセンターおよび種苗メーカーをはじめとする取引先への営業活動にも携わる。植物、生産者、物流に関する深い知識をもち、特にシクラメンに造詣が深い。
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3月スタートで楽しむ「春シクラメン」にトライ
シクラメンを春以降も楽しんで、できれば夏越しもしたい、そう思う方も多いのでは。そこで、とある種苗メーカーと谷澤園芸がコラボした「春シクラメン(私は“春ラメン”と呼んでいます)」を試してみることに。3月ごろからシクラメンを育ててみるという試みです。苗は、谷澤園芸の谷澤清三さんが作られたミニタイプ(ガーデンシクラメン)の3.5号ポット。関東地方の中でも暑さが厳しいことで知られる埼玉で、春からのシクラメン栽培は可能なのか⁉
苗を庭(地植えチーム)と鉢(鉢植えチーム)に植え込んだのは3月中旬。4~5月は写真のとおり次々と花が咲き、春ラメンを堪能できました。5月末になり最高気温が30度以上の日がでてくると、徐々に花数は減りましたが、葉は変色することもなく株自体は元気。地植えチームの、特に‘ジックス’は7月中旬までは写真のとおりに咲き続けていました。そのあとに長雨が続いたり、強い日が当たる時間も長くなったため、さすがに枯れてしまいましたが、土壌を変える、遮光をするなどの対策をすれば、結果は違ったかもしれません。
鉢植えチームのほうは、7月以降も枯れることはなく、花は少ないものの葉はモリモリしたまま。真夏に最高気温30~35度を超えるような日が続く時期は、強い日差しが当たり続けず風通しがよい場所で管理すれば、夏越しは十分可能といえそうです。
まだまだ未知数の春ラメン。「シクラメンは秋~冬に楽しむ」という、これまでの固定観念を覆すことになるかもしれないですね!
3月21日
4月3日
7月13日
8月13日
