小説連載・特集
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日本、海外問わず、昔から読まれていた数々の名作・小説を超要約した形でご紹介します。気に入った作品、そして原典が読みたい!となられた方は記事末のリンクをぜひチ...
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芥川龍之介(あくたがわ りゅうのすけ)小説家。東京帝大在学中に発表した「鼻」が夏目漱石に評価され、文壇に登場。海軍機関学校の嘱託教官として英語を教える傍ら、「...
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有島武郎(ありしま たけお)小説家。作品に『生れ出づる悩み』(1918)、『或る女』(1919)、『惜みなく愛は奪ふ』(1920)など。第一次大戦後の社会状況下で有産階級である...
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石川啄木(いしかわ たくぼく)歌人、詩人。1910年に『一握の砂』を刊行、歌人としての地位を確立する。また同年のいわゆる大逆事件に衝撃を受けて社会主義に傾倒し『悲...
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泉鏡花(いずみ きょうか)小説家。尾崎紅葉に入門。28年『文芸倶楽部』に「夜行巡査」、「外科室」を発表。観念小説と称され、脚光を浴びる。代表作は「高野聖」(1900)、「...
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伊藤左千夫(いとう さちお)歌人、小説家。1903年機関紙『馬酔木(あしび)』を創刊した。1906年には小説『野菊の墓』が好評となり、以後『隣の嫁』『分家』等の自伝的...
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江戸川乱歩(えどがわ らんぽ)小説家(推理作家)。1923年に『二銭銅貨』を発表。以後、『D坂の殺人事件』『陰獣』『幻影城』、児童向けの『怪人二十面相』、『少年探偵...
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岡本かの子(おかもと かのこ)小説家、歌人。1910年画家の岡本一平と結婚。夫婦間の危機に遭いつつ、平塚らいてうの青鞜社に参加、第一歌集『かろきねたみ』を発表。19...
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織田作之助(おだ さくのすけ)小説家。戦後、太宰治、坂口安吾、石川淳らと共に無頼派、新戯作派と呼ばれ「織田作(おださく)」の愛称で親しまれる。『夫婦善哉』で作...
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菊池寛(きくち かん)大学卒業後、時事新報社の社会部記者となり、傍ら短編小説『無名作家の日記』『恩讐の彼方に』などを発表し文壇での地位を確立。主題が明確で知的...
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楠山正雄(くすやま まさお)演劇評論家、編集者、翻訳家、児童文学者。鈴木三重吉が立ち上げた『赤い鳥』にも参与し、日本のみならず様々な国の童話の邦訳・再話作品を...
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国木田独歩(くにきだ どっぽ)詩人、小説家。日清戦争に記者として従軍。その後、新聞雑誌に発表した詩を、田山花袋らとの合著『抒情詩』(1897)に、「独歩吟」としてま...
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小林多喜二(こばやし たきじ)小説家。志賀直哉の影響下プロレタリア文学へ進み、昭和2(1927)年労農芸術家連盟に加入。三・一五事件を題材にした『一九二八年三月十五...
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坂口安吾(さかぐち あんご)小説家。『青い馬』に小説「風博士」を発表、牧野信一らに認められる。戦後に入ると、『堕落論』『白痴』等により太宰治らと並んで無頼派と...
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島崎藤村(しまざき とうそん)詩人、小説家。1893年北村透谷らと雑誌『文学界』を創刊。『若菜集』『一葉舟』『夏草』『落梅集』を刊行し、新体詩人として名声を博した...
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太宰治(だざい おさむ)小説家。昭和10(1935)年『逆行』が芥川賞候補となる。戦後、『斜陽』(1947)、『人間失格』(1948)等を執筆、無頼派などとよばれた。
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高村光太郎(たかむら こうたろう)詩人、彫刻家。1914年口語自由詩の詩集『道程』刊行、同年長沼智恵子と結婚。しばらく彫刻に専念する一方、翻訳『ロダンの言葉』(191...
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谷崎潤一郎(たにざき じゅんいちろう)小説家。第2次『新思潮』同人として耽美主義的な作品『刺青』(1910)等を発表し文壇に登場。モダニズム的な『痴人の愛』(1924-25)...