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【ガーデニング】秋をおしゃれに楽しむ マム(キク)の鉢植えディスプレイ6選

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光武俊子

いつも足早に通り過ぎる秋をもっと満喫したいと思っていませんか? そんなガーデンラヴァーにおすすめしたいのがキクの鉢植えです。秋の園芸店にはカラフルな花色を競うキクの鉢花や、アレンジしやすいポット苗が豊富に並んでいます。ちょっとしたアイデアで、秋をおしゃれに楽しむ花飾りをつくってみましょう。

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丈夫で次々に咲くキクの鉢植えを楽しもう!

古く中国から伝来したキクは、日本の文化や生活に根づいて愛されてきました。一方、欧米で改良された洋ギクは、茎数が多くて花つきがよいスプレーマム、コンパクトな草姿で鉢植えに向くポットマムやクッションマム、寒さに強くて地植えできるガーデンマムなど、バリエーション豊富に出回ります。

マムと呼んでもアジア原産の植物なので、日本の気候で育てやすく丈夫。次々に花を咲かせるため、鉢に1株だけ植えてもサマになるのも嬉しいところです。寒さに強いから年末まで花が楽しめるものも。花後は茎を切り戻し、株元から出てくる冬至芽(とうじめ)を育てると、来年また開花します。

キクの鉢花は直径15㎝の5号鉢が主流です。黒のビニールポットで売っているポット苗は直径10㎝ほどの3~3.5号サイズ。購入した鉢花を鉢から抜いてみると、根がいっぱいに張っていることがあります。その場合は、根鉢(根のまわりの土)を崩さずにひとまわり大きな鉢に植え替えると、水切れしにくくて花が長く楽しめます。

小さなポット苗も同様で、大きめの鉢などに寄せ植えしてもよいでしょう。もちろん売っている鉢花そのままでも、おしゃれに見えるディスプレイのアイデアを紹介します。

5号サイズの鉢花

ひとまわり大きな鉢への植え替え

秋をおしゃれに楽しむキクのディスプレイアイデア

キクはカラフルな花色のバリエーションが魅力のひとつ。2~3色の花色を寄せ植えしたポット苗も出まわります。そんなポット苗はいくつかをおそろいの小鉢に植えて、並べるだけでかわいらしい。目の高さに近い棚上などに飾って愛でましょう。

ゴージャスな鉢花を複数飾るときは、関連性のある花色で組み合わせるのが◎ 黄色と赤のバイカラー(2色咲き)を1鉢挟めば、黄色や赤系の単色がまとまりやすくなります。また白い花色はどんな色とも合わせやすく、全体を明るくする効果がある貴重な助っ人です。

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