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【鉢花の正月風の飾り方】年末年始の室内を明るく照らす「ポットマム」のアレンジ

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ゆうゆう編集部

年末年始の室内を華やかに彩るには、切り花よりお手頃価格で、手間いらずの鉢花を。冬は夏と違って蒸れる心配が少ないため、本来は屋外を好む植物でも室内に飾って楽しめます。ここでは、ポットマムをお正月らしく演出するアイディアを英国園芸研究家の吉谷桂子さんに教えていただきました。

シクラメンの飾り方
>>【鉢花の正月風の飾り方】春まで室内で次々に花が咲く「シクラメン」のアレンジ

和洋どちらでも楽しめる【ポットマム】

ポットマムは鉢植え用に改良されたキクで、近年はさまざまな品種が登場し、バラエティー豊か。

「香りがよく長く楽しめ、和洋どちらにもアレンジできます。切り花だと水が腐りやすいから、鉢花はおすすめです。基本的には屋外で育てる植物ですが、年末年始は室内で楽しんでみてはいかがでしょう。暖房を入れていない部屋だと、長く咲き続けます」

【ポットマムのアレンジ①】グリーンのワントーンコーデでスタイリッシュな和モダンに

切り花で人気を集めた品種 ‘アナスタシアグリーン’ が、鉢花で登場。

「こちらは寄せ植えにしました。室内で飾ったあと屋外に移動させれば、植えっぱなしで翌秋にまた咲かせることも。

個性的な花色と形を引き立てるには鉢をシンプルに、一方でバランスのとれた存在感が必要です。花と同色の葉もの・カレックスを後方に配置して動きを出し、ワントーンにまとめて和モダンに仕上げています。

水のやりすぎはNG。鉢皿に水が溜まらないように注意して」

鉢の大きさは直径18~20×高さ20cm。

鉢カバーとは、観葉植物や花の鉢にかぶせて装飾性を高めるアイテムです。植木鉢を直接隠すことで室内や屋外のインテリアとして活用され、素材はプラスチック、陶器、金属、木製など多種多様です。ガーデニング初心者でも手軽に雰囲気を変えられるうえに、受け皿としての役割を果たす場合もあります。選ぶ際は、通気性や排水性を考慮して適切なものを選ぶことがポイントです。

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寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。

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鉢花は、鉢に植えられた花のことで、ガーデニングでは室内外どちらでも楽しめる人気のスタイルです。ベゴニアやシクラメン、ポインセチアなど季節ごとに適した種類が選ばれ、空間を彩ります。移動が容易なので、環境に応じた日光や温度調節が可能で手入れもしやすく、狭いスペースでもガーデニングの趣を存分に楽しめます。

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花弁とは、一般に「花びら」と呼ばれる部分で、花の中でも最も視覚的に目立つ構造です。昆虫を引き寄せるための鮮やかな色や形、香りを備えており、園芸植物ではこの花弁の特徴が観賞価値に直結します。八重咲きや一重咲きの違いも花弁の枚数に関係しており、育種や品種改良ではこの部分の改良が重点的に行われます。雨や暑さで傷みやすいため、花弁の丈夫さもガーデナーには重要なポイントです。

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品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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