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【ガーデニング】年末年始を飾る花【7選】クリスマスもお正月も、庭や玄関先を華やかに!

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光武俊子

慌ただしい師走にあっても、年末年始を迎える庭や玄関先は華やかに装いたいものです。クリスマスからお正月へと、洋から和風への切り替えを楽しむのもよいですし、初春を寿ぐ気分を年末から一気に盛り上げる花飾りもおすすめです!

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クリスマスは洋風、お正月は和風⁉

クリスマスはツリーやリースなど、洋風のデコレーションにはモミなどの針葉樹コニファー)やクリスマスホーリーと呼ばれるヒイラギなどが活躍。お正月には同じ針葉樹でもマツに変わり、タケやマンリョウなどが利用されます。

クリスマスやお正月というシーズンイベントの花飾りは、こうしたアイコンになる植物をおさえておくと便利です。洋でも和でも、なぜかテーマカラーはグリーン&レッドと共通していますね。それと、おめでたい気分には金銀をイメージさせるシルバーリーフなども効果的です。

年末年始の街は、クリスマスを過ぎるとあっという間にお正月の飾りへと変わりますが、忙しい家庭では洋風から和風への切り替えに手間はかけられません。できれば和洋折衷か、1鉢の寄せ植えにアレンジを加えるくらいで、クリスマスからお正月まで楽しみましょう。

そこで、アイコンとなるコニファーやマツなどの常緑樹(切り枝もOK)、マンリョウなどの赤い実のなる植物、プラチーナやシロタエギクなどのシルバーリーフを用意。春まで楽しめる好みの草花を添えれば、正道とはいかなくても華やぐ気分を感じる寄せ植えができます。

年末年始の飾りに使いたい植物7選

年末年始の花飾りに使いやすい植物をご紹介します。

江戸時代から親しまれる縁起植物【マンリョウ】

実の観賞期:11~4月
樹高:約100㎝

枝先につく葉の下に真っ赤な実を吊り下げる低木です。園芸店では高さ20~30㎝に仕立てた鉢植えが出回ります。江戸の園芸文化の中で人気を集め、マンリョウのほかにもセンリョウやジュウリョウ(ヤブコウジ)という実ものが今も親しまれています。イルミネーションなどを添えれば、洋風の雰囲気にもできます。

家の内外を華やかに彩る【シクラメン】

開花期:10月中旬~4月
草丈:15~40㎝

かつては室内で楽しむ冬の鉢花としてお歳暮に重宝されましたが、近年は庭や玄関先で栽培できるミニタイプのガーデンシクラメンが主流です。雪に覆われても咲き続けるほど寒さに強く、晩秋から春遅くまで楽しめます。室内で栽培する鉢花タイプは、屋内の暖房のない日当たりで管理しましょう。

【ガーデニング】年末年始を飾る花【7選】クリスマスもお正月も、庭や玄関先を華やかに!(画像5)

ガーデンシクラメン

コニファーとは、園芸で用いられる針葉樹の総称で、ヒバやマツ、スギ、ゴールドクレストなどが含まれます。常緑性で年間を通して緑を保ち、整った樹形と色彩で庭木や生垣に人気があります。

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植え替えとは、鉢植えや地植えの植物を別の場所や容器に移して育て直す作業を指します。生長に伴って根詰まりを起こしたり、用土の養分が不足したりした場合に必要で、植物の健康を保つために欠かせない手入れのひとつです。時期としては休眠期や生長初期が適していて、新しい用土や大きな容器、広い場所に植え替えることで根の活性化を促します。根の状態を確認しながら丁寧に行うことで、再び元気に育ちやすくなります。

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寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。

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針葉樹は、細長い針のような葉を持つ植物の総称で、ガーデニングや庭木としても人気があります。マツやスギ、ヒノキなどが代表的で、四季を通じて葉を保つ常緑樹が多いのが特徴です。一方、カラマツのように落葉する種類も存在します。生長が遅いものが多いため手入れは比較的楽で、防風や目隠しとしても役立ちます。また、木材も建築や家具に広く利用されるなど、ガーデニング以外でもその魅力は多岐にわたります。

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常緑樹とは、一年を通じて葉を落とさず緑のままである樹木のことを指します。季節に関係なく葉をつけているため、ガーデニングでは庭の景観に安定感や彩りを与える役割を果たします。例えばツバキやヒイラギがその代表です。耐寒性や耐暑性がある品種も多く、プライバシー保護の垣根やシンボルツリーにも人気です。種類ごとに異なる葉の形状や色合いを楽しめるのも魅力の一つです。

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多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

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地植えとは、植物を鉢やプランターではなく庭の地面に直接植える方法のことで、根が土中に自由に広がるため株が大きく育ちやすく、水やりや肥料の持ちもよくなるといったメリットがあります。例えばバラや宿根草、樹木類などを長期間育てたい場合に適していて、植えつけの際には土壌の排水性や日当たり、風通しなどを考慮して場所を選ぶことが大切です。

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地下茎とは、植物の茎が地中に発達する構造を指します。この茎は地表には見えませんが、栄養を貯蔵・増殖する重要な役割を果たします。ジャガイモやショウガがその具体例で、次世代の芽を形成して繁殖を助けます。ガーデニングでは、地下茎植物の管理や植えつけ方法を知ることが、より健全な生長を促すカギとなります。

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冬越しとは、寒さに弱い植物を冬の寒さや霜から守って生き延びさせるための管理方法です。屋外に置いている鉢植えを室内に取り込んだり、花壇の土の表面にワラや落ち葉などを敷き詰めたりします。

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高木とは、生長したときに一般的に5メートル以上(または2〜3メートル以上)の高さになる樹木を指します。ケヤキ、イチョウ、サクラなどが代表的で、街路樹や公園樹、シンボルツリーとして親しまれています。根が広がりやすく、生長スピードも品種によってさまざまなため、植栽の際には周囲の環境や将来のサイズを十分に考慮することが大切です。高木は四季折々の景観を彩るだけでなく、日陰をつくり、風を和らげるなど、暮らしに心地よさを与えてくれる存在です。

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鉢花は、鉢に植えられた花のことで、ガーデニングでは室内外どちらでも楽しめる人気のスタイルです。ベゴニアやシクラメン、ポインセチアなど季節ごとに適した種類が選ばれ、空間を彩ります。移動が容易なので、環境に応じた日光や温度調節が可能で手入れもしやすく、狭いスペースでもガーデニングの趣を存分に楽しめます。

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樹高とは、地面から樹木の最も高い部分までの高さを指す言葉で、庭木やシンボルツリーを選ぶ際の重要な目安となります。植物の種類や品種によって最終的な樹高には大きな差があり、適切な樹高を見極めて植栽することで、住宅や周囲の景観と調和したガーデニングが実現できます。また、生長のスピードや剪定のしやすさにも関わるため、メンテナンスの観点からも考慮すべきポイントです。

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品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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原種とは、交配などで改良された植物の親や祖先にあたる種のことです。人間の手による品種改良や交配が行われていない、自然のままの状態で存在する野生種のことを指します。

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低木とは、一般的に高さが約2メートル以下の小型の木を指します。ガーデニングでは庭の縁取りやアクセントとして使われることが多く、ツツジやユキヤナギ、ローズマリーなどが代表的です。剪定がしやすく、生長も制御しやすいため、初心者にも扱いやすい特徴があります。また、低木は季節ごとの花や葉の変化を楽しむことができ、庭に四季折々の彩りをもたらします。

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