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【ガーデニング】どんな花でも素敵に見える鉢は? 吉谷桂子さんの寄せ植えQ&A

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園芸ガイド編集部

ひとつのコンテナに魅力的な植物世界を描き出す吉谷桂子さんの寄せ植え。植物選びからメンテナンスに至るまで、吉谷さんが実践している寄せ植え作りの基本の考え方とは? 今回は「寄せ植えが育てやすいコンテナとは?」「どんな花でも素敵に見える鉢は?」「鉢をペイントするときの色合いは?」の3つの疑問にお答えいただきました。

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Q 寄せ植えが育てやすいコンテナは、どういうものですか?

A 通気性がよい素焼き鉢やバスケット、土がたっぷり入るものを

通気性のよい素焼き鉢はもちろんおすすめですが、近年は軽くて乾きにくい(水やりの頻度が少ない)プラ鉢や樹脂製の鉢もよく使います。

ホームセンターなどで売られている樹脂製のバスケットなども、底に水抜き穴をあけたり、中にライナーを敷いたりして利用。

開口部の狭い素焼き鉢より、開口部が広くて用土もたっぷり入る大型バスケットなら、たくさんの植物をのびのび育てられておすすめです。

【ガーデニング】どんな花でも素敵に見える鉢は? 吉谷桂子さんの寄せ植えQ&A(画像2)

ガイラルディア2種にバーベナ、キンギョソウ、アルテルナンテラなど盛りだくさんに植えても、用土たっぷりでよく育つ。

【ガーデニング】どんな花でも素敵に見える鉢は? 吉谷桂子さんの寄せ植えQ&A(画像3)

樹脂製のバスケットに、水抜き穴をあけたライナーを敷く。用土がたっぷり入るのに軽くて、開口部が広いから植えつけやすい。

素焼き鉢とは、粘土を600~900℃で焼き上げた多孔質の鉢のことです。通気性や排水性が高く、植物の根に優しい環境を提供します。そのため、水分調整が必要な多肉植物やサボテン、観葉植物の栽培に適しています。また、自然な風合いが楽しめるため、ガーデニングや室内インテリアにも人気です。ただし、吸水性が高いため定期的な水やりが欠かせません。長期間使用する場合は、冬の凍結などで割れたり、ヒビが入ることがあります。

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寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。

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銅葉とは、植物の葉の色が銅のような赤茶色やブロンズ色を帯びた種類のことを指します。この独特の色合いは庭や鉢植えでアクセントとして活躍し、彩り豊かなガーデニングにおいて人気です。例えば、ヒューケラやコルジリネなど、一年中その美しさを楽しめる銅葉植物が多くあります。また、銅葉と緑の葉を組み合わせた配置も視覚的に非常に魅力的です。ガーデニング初心者にも育てやすい品種が豊富なのもポイントです。

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用土とは、植物を育てるために使う土のことです。植物の種類に合わせて、水はけ、保水性、通気性、栄養のバランスを考えてつくられています。園芸店では「観葉植物用」「野菜用」「多肉植物用」など、目的別の用土が販売されており、初心者でも使いやすくなっています。

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