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【50代からの防災】地震の被害を減らすためにやっておきたい「家の片づけ」とは?

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ゆうゆう編集部

大きな地震が、いつ日本を揺るがすかわかりません。さらに地球環境の変化から、河川の氾濫や土砂崩れなどの風水害が毎年のように起きています。災害から命を守り、自分らしく暮らすために何をすべきか、防災のプロ・辻直美さんに伺いました。

お話を伺ったのは
辻 直美さん  国際災害レスキューナース

つじ・なおみ●国境なき医師団の活動で上海に赴任し医療支援を行う。帰国後、阪神・淡路大震災を経験して災害医療に目覚め、JMTDR(国際緊急援助隊医療チーム)にて救命救急災害レスキューナースとして活動。
現在はフリーランスのナースとして講演や防災教育をメインに、要請があれば被災地での活動も行う。

減災のための家の片づけ

下の写真は2018年の大阪府北部地震で被災した室内。当時、辻さんが住んでいたマンションの隣の部屋の状況だという。住人は家の外に出られなくなり、辻さんが窓ガラスを割って寝室に入った。

「防災仕様に整えていた私の部屋は、びんが数本倒れただけでした。同じマンションでも室内の備えで被害は大きく変わりますし、片づけの苦労だって全然違います。まずは1カ所、100円ショップの滑り止めシートを敷くことから始めましょう」

【50代からの防災】地震の被害を減らすためにやっておきたい「家の片づけ」とは?(画像3)

震度6弱だったが、寝室ではベッドにたんすが倒れ込んだ。※写真は『地震・台風時に動けるガイド 大事な人を護る災害対策』より引用

【50代からの防災】地震の被害を減らすためにやっておきたい「家の片づけ」とは?(画像4)

キッチンでは棚から飛び出した食器が割れて破片だらけに。

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