小さな幸せがちりばめられた「家時間」にうっとり。自然やヴィンテージに囲まれた、アメリカの田舎暮らし
癒しの家時間/何も考えず、ただ庭を眺めるそんな時間
暗いニュースが多い毎日。ネガティブな感情に心が支配されてしまうことがよくあります。でも「ぶどうの葉っぱが色づいたなぁ」「ニワトリが走っているなぁ」など、キッチンテーブルの窓から庭の様子を静かに眺める時間は、心を〝今〞に集中させてくれるので、〝先の見えない未来への不安〞というノイズをほんのひととき忘れさせてくれます。
家族とは夕食をともにして楽しく。自分時間はヴィンテージショップを巡ったり、日本のお笑い動画を見たり、庭のお手入れをしたりなど忙しいながらも充実した日々になるよう心がけています。
家の整え方/これだけは、と決めた家事だけ毎日頑張ります
掃除や整理収納はあまり得意なほうではありません。気を抜くとすぐに家が荒れてしまいます。でも最低限、床にはなるべくものを置かず、ロボット掃除機が働きやすい環境を作っています。掃除好きの夫にまかせたり、子どもたちは自分たちのバスルームを自分で掃除するなどできる部分はまかせて家事をシェアしています。
家族の健康を保つために、特にキッチンはいつもきれいな状態を維持できるように意識。ステンレスの冷蔵庫は指紋がすぐについてしまうので、毎日必ず拭いています。
私のこだわり/ファインダー越しの優しい世界を分かち合いたい
自由でクリエイティブな動画制作は、飽きっぽい性格の自分にとても合っていると感じます。アイデア出しから完成までは4、5日ほど。素敵だなぁと感じた場所にマニュアルフォーカスでピントを合わせて撮るのがこだわりです。ファインダー越しに広がる映像の中では、普段見落としがちな草花や太陽のぬくもり、暮らしを支えてくれる道具や動物たちまでもが、愛(たまにダジャレ)をもって語りかけてくれているように思えます。そんな世界を分かち合いたいという想いと、動画を観て喜んでくださる方々の存在がパワーの源です。
※この記事は『自分らしく暮らす人の「家時間」』(主婦の友社編)の内容をWEB掲載のために再編集しています。
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