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「葬儀に参列する際のQ&A」香典など、今どきのスタイルに合ったマナーを覚えておきたい!

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ゆうゆう編集部

Q 故人との対面は遠慮してもいいですか?

A 対面がつらい場合は遠慮してもかまいません

通夜などで、遺族から、「ぜひ顔を見てやってください」と故人との対面をすすめられた場合は、できるだけ断らないのが礼儀とされています。とはいえ、対面がつらい場合は、「お顔を拝見するのはつらすぎますので」などと丁寧に伝えて遠慮してもかまいません。

葬儀・告別式の後、出棺前に棺に花を入れる「最後のお別れ」も、以前は近親者のみで行うことが多かったのですが、最近はご家族の判断で友人、知人など参列者全員に声をかけるケースも増えています。お顔を見るのがどうしてもつらい、という場合は、棺から少し離れたところから見守るのでもいいと思います。

なお、弔問客のほうから、対面を申し出るのは控えます。棺の小窓が開いている場合は対面できますが、その場合も葬儀社のスタッフや遺族に一言、声をかけてからのほうがいいでしょう。

※この記事は「ゆうゆう」2023年8月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

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監修者

終活コンサルタント、社会福祉士、介護福祉士

吉川美津子

きっかわ・みつこ●葬祭業者、仏壇墓石販売業者勤務、専門学校での葬祭ビジネス関連学科の運営メンバーなどを経て独立。著書に『葬儀業界の動向とカラクリがよ〜くわかる本』『お墓の大問題』『ゼロからわかる墓じまい』など。現役の介護職でもある。

きっかわ・みつこ●葬祭業者、仏壇墓石販売業者勤務、専門学校での葬祭ビジネス関連学科の運営メンバーなどを経て独立。著書に『葬儀業界の動向とカラクリがよ〜くわかる本』『お墓の大問題』『ゼロからわかる墓じまい』など。現役の介護職でもある。

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