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【ガーデニング】色の組み合わせでNGなのは? 吉谷桂子さんの寄せ植え作りQ&A

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園芸ガイド編集部

Q 色の組み合わせで、NGというものはありますか?

A 彩度の高い純色同士は組み合わせるのが難しい

色には色相(前ページ図1参照)に加え、鮮やかさを示す彩度と明るさを示す明度という3つの属性があります。

組み合わせるのが難しいのは、彩度の最も高い純色同士。彩度が低くなる(くすむ)ほど色はなじみやすくなり、パステルカラーの基調色は常に白なので、何色のパステルカラーでも、関連性のある色調は品よくまとまります。彩度や明度を組み合わせトーンをそろえることでも、色は組み合わせやすくなります。

このように色は関係性のある親戚を集めることでまとまります。インテリアや洋服のコーディネートと同じ。色の話は難しいと思われるかもしれませんが、色は楽しさや華やかさなどの心理的効果も大きいので、意識して使うことが寄せ植えを作るうえで大切です。

色相環のようにカラフルなリース。ブルーとイエローの間は、アルテルナンテラのグリーンの葉でつなげている。

1株でピンクやオレンジ、アイボリーなどの花色をもつマーガレット。脇役のステラ(バコパ)などもパステルカラーで統一している。

撮影/吉谷桂子

※この記事は『園芸ガイド』2013年春号の記事をWEB用に再編集したものです。

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監修者

英国園芸研究家

吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。英国暮らしの経験を生かしたガーデンライフを提案。「中之条ガーデンズ」「はままつフラワーパーク」など各地の庭を手がけ、また、ガーデニングプロダクトの企画、デザインも行っている。『花の楽しみ 育て方飾り方』(主婦の友社)など著書多数。

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。英国暮らしの経験を生かしたガーデンライフを提案。「中之条ガーデンズ」「はままつフラワーパーク」など各地の庭を手がけ、また、ガーデニングプロダクトの企画、デザインも行っている。『花の楽しみ 育て方飾り方』(主婦の友社)など著書多数。

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