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【観葉植物】チランジア(エアプランツ)の育て方 水やり・光と温度・ソーキングとは?

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園芸ガイド編集部

水やり

「エアプランツ」という名称から、チランジアは水やりが必要ないと思い込みがちです。実は乾燥に強いということだけで、本来は水が好きな植物です。

毎日水やりをしてもよい品種もありますが、たいていの品種は、週2〜3回が目安です。植物全体がぬれて水がポタポタ滴り落ちるくらいたっぷり水をかけてください。

室内で周りがぬれてしまうときは、屋外や浴室などで水をかけてやるか、少しぐらいならぬれてもいい場所で、霧吹きをしてあげてください。

ただし、水やりをしてから12時間以上表面が乾かないようだと、チランジアは呼吸ができなくなって弱ってしまうので気をつけてください。

また、冬場はかけた水が冷えてチランジアにダメージを与えてしまうことがあります。気温が下がっていく夕方以降には水やりをせず、午前中に水やりをして日中に乾かすようにしましょう。

常に気温が10度を下回る環境の場合は、水やりの回数を週1回程度に減らしましょう。

長生きさせるために水やりはやさしく

絵本やアニメのおとぎ話に出てくる小さな生き物たちは、雨が降ってくると、丈夫な植物の葉っぱを傘にして雨をしのぎます。か弱い小さな生き物にとって、水滴は大きく重い危険なものです。小さな植物の可憐な葉っぱにとっても、同じです。

大きなジョウロで勢いよく水をかけると、細い茎が水圧で折れたり、葉に土がついて傷んだり、土が掘り返されたりと、植物には迷惑な事態に。小さな植物の水やりは、植物の根元にやさしく水やりができる、先の細いジョウロを用意しましょう。

注ぎ口が細いティーポットなども代用できます。葉水を必要とする植物に潤いを与えるためには欠かせないアイテムです。

※この記事は『はじめよう!観葉生活』主婦の友社編(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。

※2022年12月10日に配信した記事を再編集しています。

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