【キャベツ】が長持ちする保存方法。冷蔵する前にやってはいけないこととは?
キャベツを1玉買ったら、上手に保存して余すことなく食べきりたいですね。料理研究家の沼津りえさんに、おいしさキープで長もちする保存方法を教わりましょう。キャベツは、抗酸化作用のあるビタミンCや、胃粘膜を保護するビタミンUなどがたっぷり。これらの栄養素は水溶性のため、生で食べることでより効率的に摂取できます。
▶️▶️ミニトマトの保存方法はこちら
【ミニトマト】の保存方法。パックごと冷蔵してない?長もちのコツ
冷蔵保存
食べやすい大きさに切り、洗わず、そのままポリ袋に入れ、空気を抜いて冷蔵します。洗わないのがポイント。洗って冷蔵すると、傷みの原因になります。まるごと冷蔵保存する場合は芯の部分をくりぬいて保存します。
カットしたキャベツは、冷蔵で20日間が保存期間の目安です。
葉と軸の部分は分けて保存を
葉と軸の部分は分けて保存しておくと、料理するときに、さっと使えて便利です。
冷凍保存
使いやすい大きさに切って冷凍しておくと、冷凍のまま料理に使用可能。使いたいときにすぐ使えます。冷凍したキャベツは塩もみのように少ししんなりするので、浅漬けやコールスローサラダに向いています。
冷凍したキャベツの保存期間は1カ月が目安。
火を入れれば、食感も味も生と変わりません。
軸の部分にうまみ成分と栄養がたっぷり含まれており、冷凍室から出してすぐに使えるので、捨てずに使用を。こまかく刻んで、いろいろな料理に使いましょう。
冷凍キャベツで、カレーピクルス
材料と作り方(作りやすい分量)
①キャベツ1/4個はざく切りにする。
②小なべに基本のピクルス液※とカレー粉小さじ1を入れて火にかけ、沸騰したら火を止め、冷ます。
③保存容器に①、②の順で入れ、冷蔵室で半日以上おいて完成。冷蔵室で1週間の保存可。
※この記事は『食品長持ち保存術』沼津りえ著(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。
※2022年10月21日に配信した記事を再編集しています。
▼▼夏野菜をかしこく保存する▼▼
【トマト】の保存方法。鮮度を保ってうまみもアップするコツとは? 【オクラ】のおいしい保存方法。黒ずみ・しなしなを防ぐコツとは? 【きゅうり】の保存方法。たくさん手に入ったらどうする?新鮮なまま食べるコツ食品長持ち保存術
沼津りえ著
主婦の友社刊
食品の価格は上がり続けています。せっかく買ったその食品、できるだけ長持ちさせたいですよね。でも、あなたがやっているその保存方法、自信がありますか?
昔と今とは、気候も住環境も、そして冷蔵庫も大きく変わってきました。それに合わせて、食材の正しい保存方法も変化しています。
この本は、著者の料理研究家・沼津りえさんがさまざまな方法を試してたどり着いた、ムダを出さずに最後までおいしく食べきるための食材の保存方法をまとめた1冊。ご紹介している食品は、野菜・肉・魚・果物・乳製品・穀物などなんと166種類!この本で、皆さんがふだん行っている食材保存方法をアップデートさせませんか? この先ずっとあなたのお役にたつ1冊です。
※「詳細はこちら」よりAmazonサイトに移動します(PR)