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【パプリカ】の保存方法。使うぶんだけ、上手に長もちさせるコツは?

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沼津りえ

赤や黄のパプリカ。料理の彩りに半分使って、残りは冷蔵庫に戻したら、いつの間にかシワシワになってしまった……ということはありませんか。必要なときに欲しいだけ、新鮮なまま、さっととり出せるような保存方法を、料理研究家の沼津りえさんに教わりましょう。

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冷蔵保存

パプリカを冷蔵するときは、保存期間の目安は約10日間です。まるごと冷蔵する場合は、キッチンペーパーで包んでからポリ袋に入れて野菜室へ。切って冷蔵する場合は、傷みの早いへたと種をとってラップで包んで冷蔵します。

一夜干しで保存

パプリカは一夜干しでほどよく水分を抜くと、味が濃くなります。いため物などに使うと、水っぽさがなく、おいしくできます。干したあと、ポリ袋や保存容器に入れて冷蔵で10日、冷凍で1カ月保存可能。いため物に使うと、少ない油ですぐになじみ、短時間で仕上がります。甘みがぐっと強くなります。

冷凍保存

パプリカは、せん切り、乱切りなど使いやすく切って冷凍します。生のパプリカをそのまま冷凍することで、ビタミンCなどの栄養価をキープできます。食感は損なわれますが、ピーマンほどではありません。

さらにピーマンと同様、繊維を断ち切るように切ることで、食感をある程度保つことができます。火の通りが早く、甘みもアップ。ラタトゥイユでも、甘みが生よりも強くなります。

冷凍パプリカで、パプリカの焼きびたし

材料と作り方(作りやすい分量)
①フライパンにごま油小さじ1を熱し、細切りにして冷凍したパプリカ(黄・赤)各1/2個分の両面を焼く。
②保存容器にポン酢しょうゆ大さじ1と削り節2gを合わせ、熱いうちに①を入れ、よくまぜて、冷ます。

※この記事は『食品長持ち保存術』沼津りえ著(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。
※2022年10月21日に配信した記事を再編集しています。

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食品長持ち保存術

沼津りえ著
主婦の友社刊

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