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70代ファッションコーディネーターが【無印良品】で選ぶ名品とその着こなし5選[後編]

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ゆうゆうtime編集部

大人ならではの暮らしの変化にそっと寄り添う「無印良品」。不要なものは整理して、お気に入りだけに囲まれた自分らしい暮らしの中に、「無印良品」を上手に取り入れているお宅を拝見する『「大人暮らし」の無印良品』(主婦の友社)から、ファッションコーディネーター德田民子さんを2回にわたり紹介します。後編は無印良品のファッションアイテムです。

★前編はこちら★
【無印良品】「30年以上前に購入したベッドは今も現役です」おしゃれのプロが選ぶ長野の暮らしにもなじむインテリア[前編]

profile
德田民子さん
78歳
一軒家
文化出版局『装苑』などの雑誌編集長を務め、退職後はフリーファッションコーディネーターに。2009年、長野県安曇野市に移住。

※掲載の情報は出版当時のものです。

私と無印良品

オープン当初からいつも暮らしのそばに。 待ち望んでいたデザインでした

德田さんは、ブランドが誕生した当時からの無印良品ファン。移住した今も、自宅近くの大型店舗によく足を運んでいるそうです。

「店舗を訪れるとついつい何かかごに入れてしまいますね。生活用品はもちろん、実はファッションアイテムも多数愛用しています。気軽に購入しやすい価格帯なのに、品質や仕立てがしっかりしているので安心。縫製を見ればわかります。気に入ったアイテムは色違いで購入することもよくあるんです」

家具や雑貨がシンプルなように、服もベーシックな色とデザインが豊富なこと。德田さんが無印良品を選ぶ理由の一つです。

「よそいきの服より、普段着でおしゃれを楽しみたいものです。ベーシックな服は、自分らしくアレンジして個性をプラスできるのがいいですね。仕事柄いろいろなスタイルや流行を追ってきましたが、今はカジュアルが中心。ゆるく着るアイテムでも、必ず試着してサイズ感や着心地を確かめるようにしています」

德田さん流 無印良品アイテム着こなしテクニック

上下デニムの着こなしはハンカチで個性をプラス

気軽な外出コーデ。ハンカチをねじってチョーカー風にアレンジし、メンズライクな印象に女性らしさをプラス。ハンカチのえんじ色は靴下ともリンク。デニムは庭や畑仕事に欠かせないのでシルエット違いで何本も持っています。

寒くなったらパーカをイン。 バランスのとりやすい丈感です。

麻や木綿はシーズン問わず楽しむのがおすすめ

「冬はウール」の先入観をなくせばおしゃれはもっと楽しくなります。麻や木綿はじゃぶじゃぶ洗えて便利。木綿カーデは腰部分のみボタンを留め、裾から麻ブラウスを出すとメリハリが生まれます。

小物使いでシンプル服を自分らしくデコレーション

黒ニットと茶ベストは合わせやすいアイテム。そのまま着るとシンプルすぎますが、ネクタイやベレー帽で味つけすればオリジナルコーデにレベルアップします。秋口や春先ならブラウスとベストの組み合わせもおすすめです。

タートルニットは気になるネックラインを隠してくれる

首元があたたかいし、首のシワやたるみもカバーできて一石二鳥。お気に入りを色違いで持っています。えんじ色は地味になりすぎず、定番の黒やベージュとも合わせやすいので差し色に最適です。

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