【紙類のすっきり収納術】取扱説明書、請求書など重要な書類をすぐに取り出せるようにするには?
残すのは「金目の紙」と「使う目的のある紙」だけ
1枚は薄っぺらでも、気づくと家のあちこちに紙の山が……。そんな人はどこから手をつけるべき?
「家の中には『たまっている紙』と『日々入ってくる紙』があるので、まずは『日々入ってくる紙』から片づけを。そうすれば、今以上にたまることはありません。
下記の方法で4つに分類し、❹の『金目の紙』と『使う目的のある紙』だけを残します。これができたら、家じゅうに『たまっている紙』を集めて、同じように分類・処分。最終的に必要な紙だけをわかりやすくファイリングします」
Step1 日々入ってくる紙を仕分けしよう!
家の中にこれ以上紙を増やさないために、まずは「日々入ってくる紙」の整理からスタート。
「4つのカテゴリーに分けて処理しましょう。最終的には❶~❸の紙は捨てても大丈夫!」
ダイレクトメールやチラシはすぐに捨てる。ネットで情報が得られるものも紙で残しておく必要はない。
「捨てるのを迷うのが、『大特価』『お誕生月特典』など、『お得かもしれない』情報。『あとで見よう』とちょい置きすると、そこから紙の山ができていきます。そもそも、本当にお得な情報はわざわざお金を出して配ってくれないものだと心得て」
「お金と関係があるから大事そう」と保管しがちなのが、金融機関や保険会社などからの書類。
「封を開けて確認してみると、新しい保険の勧誘など、 『ただのお知らせ』であることが多い。保険証券以外は一読したら捨てましょう。
また、ねんきん定期便は納付状況などを確認するための書類。紙自体に価値はないので、確認後は捨ててOKです」
紙そのものではなく、そこに書かれている情報に価値があるものはデータ化するのがおすすめ。
「『データ化なんて難しそう』『私には無理』と思うかもしれませんが、皆さんが使っているLINEでも『キープ』の機能を使えば写真やメモが管理できます。
他にはスマホで写真に撮ってクラウドに保存する『グーグルキープ』も簡単なので◎」
年末調整や確定申告に使う書類はお金に換わる紙=「金目の紙」、健康診断の申込書や選挙の投票所入場券などは「使う目的のある紙」。これらは必要な紙なので、ファイリングして保管する。
「レシートは家計簿をつけたり、確定申告をしたりする人にとっては必要なもの。人によって要・不要が異なるので、自分の頭でしっかり考えて」