【70代のキッチンリフォーム】収納たっぷり、掃除しやすい快適な空間に! 加藤タキさんの実例[後編]
キッチンリフォームが完了したコーディネーター・加藤タキさんのご自宅を訪問。すっきり広々とした新しいキッチンへのこだわりと快適な暮らしの極意を伺いました。
▼前編はこちら▼【70代のキッチンリフォーム】老後ではなく「今を楽しむ」ための改装の工夫とは? 加藤タキさんの実例
お話を伺ったのは
コーディネーター
加藤タキさん
かとう・たき⚫︎1945年、東京都生まれ。
米国報道誌勤務を経て、国際間のコーディネーターとしてオードリー・ヘプバーンをはじめ、海外スターのCM出演交渉や音楽祭などで先駆的役割を果たす。
講演、TV、各種委員、ボランティアなど幅広く活動。
近著は、さだまさしとの共著『さだまさしが聞きたかった、「人生の達人」タキ姐のすべて』(講談社)。
「老後でなく今を充実させる」 70代からのリフォーム
「設計は夫に任せましたが、収納と水まわりだけはリクエストしました」と加藤タキさん。
リフォーム前後の写真を見比べながら、こだわりのポイントをチェック!
タキさん流【たっぷり収納】
「もったいなくて捨てられない性格」と加藤さん。ものがあふれ出さない収納のコツとは?
「新しいシステムキッチンで収納力がぐんとアップ。『何となく出しっぱなし』がなくなり、すっきり収納できるように。片づいたキッチンを見るとリフォームしてよかったと感じます」
すべてをしまい込まず、使い勝手を考慮した加藤さんのこだわりも。
「夫はものが出ていないのが好きで、私はものが出ていて手を伸ばせば取れるのが好き。どこで折り合いをつけるか悩みました。夫を見ていると、調理中に『あれがない、これがない』と言っているから、頻繁に使うであろう調理器具類などは目の前に配置。見た目の美しさと使い勝手のよさを両立させました」