散らかりがちな文具小物もすっきり!【A4ファイルケース】の絶大な収納力とは?
子どものころ、お気に入りの消しゴムやをえんぴつを、かわいい筆箱に入れて持っていた、ゆうゆう世代のみなさんも多いことでしょう。文字と文房具に並々ならぬ関心と愛情をもつ、文具ライターの小日向 京さんに、A4ファイルから、散らかりがちな文具小物まですっきり収納できるファイルケースを紹介いただきます。
▼小日向京さんの連載を一気見!はこちら▼小日向 京の「文房具の話」
書類をまとめておいたり、必要な道具を一緒に入れて持ち運んだりするためのファイルケースは各種ありますが、その中でも今回は、LIHIT LAB.(リヒトラブ)「AQUA DROPs(アクアドロップス)」シリーズのA4ファイルケースを紹介します。
LIHIT LAB.は、昭和13(1938)年に「田中経人商会」として創業した大阪の事務用品メーカーです。現在の社名になったのは平成3(1991)年のこと。
社名の由来は、ドイツ語で「光、あけぼの、希望」を意味する「LICHT(リヒト)」と、英語の「実験室、研究所」を意味する「Laboratory」の略称「LAB.(ラブ)」からとのことでした。
LIHIT LAB.サイトの「会社情報」により詳しく書かれていますので参照ください。
https://www.lihit-lab.com/company/about/
そして「AQUA DROPs」は、半透明のポリプロピレン素材に水滴のような水玉エンボス模様の入った爽やかなシリーズ。色は乳白・赤・黄・黄緑・青と5色が揃うなか、筆者のイチオシ色は乳白です。理由は「中身の詳細をほどよく隠しつつも、全方向から概要がわかりやすい」ためです。反対に、中身を一見ではわからないようにしたいならば、色付きのものを選ぶのも一案です。
こちらのファイルケースのまず良いところは、
①開けると180度フルオープンとなる
②A4ジャストサイズよりもいくぶん余裕を設けてあるため、A4クリアホルダーごと入る
という点です。
全体を見渡せて出し入れしやすく、中身もクリアホルダーに分類された状態で入れられることは非常にありがたいです。
そして、
③留め具がしっかり閉じられる
という点も重要です。持ち運び時などに「気づいたら外れて中身が出てしまった」ということもあるなか、こちらは万全の態勢。
ポリエチレン素材の表紙部分の厚みは0.5mmで全体が軽く、バッグに入れて持ち運ぶのにも上々です。
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