【ガーデニング】春にタネをまく一年草8選 夏に色とりどりの花を咲かせる
公開日
更新日
光武俊子
園芸店で求めた苗を咲かせるのも楽しいけれど、タネから育てる花には格別の楽しさがあります。発芽の喜びや、小さな苗が生育する驚き、初夏から秋まで長く咲き続ける花もたくさんあります。この春はタネから育てて、夏に色とりどりの花々を咲かせてみませんか。
▼こちらもどうぞ▼
【ガーデニング】春の寄せ植えはパンジー&ビオラから。初心者でも手軽に!はじめてでも、ベランダでも、タネまきはできる!
4~5月は夏に咲く花のタネまきシーズンです。サルビアやマリーゴールドなどは、春にタネをまくと晩秋まで長く咲き続ける一年草 一年草とは、発芽から開花、結実、枯死までのライフサイクルを1年以内で終える植物のことです。春にタネをまいて夏から秋に花を咲かせる「春まき一年草」と、秋にタネをまいて翌春から初夏に開花する「秋まき一年草」に分類されます。代表的な春まき一年草には、ヒマワリやコスモスがあります。短期間で生長し、華やかな花を楽しめるのが特徴です。 直まきとは、タネをポットなどで育苗せず、直接花壇や畑にまく方法です。移植を嫌う植物に適しており、間引きを行いながら育てます。
タネをまくと早いものなら5日~1週間で発芽します。かわいらしい双葉(子葉)が土を持ち上げて開くさまは、何度見ても嬉しいもの。小さくて大きな生命力あふれるさまに感動できます。さらに弱々しい幼苗が見事な花を咲かせるまでの、ハラハラドキドキする日々を楽しみませんか。
はじめての方はタネが比較的大きくて扱いやすいジニアやマリーゴールド、センニチコウなどから始めるとよいでしょう。ベランダガーデナーさんなら、大きな鉢に直まき
カリフォルニアポピーやエスコルチアなどとも呼ばれるハナビシソウのように、苗ではほとんど流通しない花も、タネなら入手できます。育ててみたい花は、ネットでタネを探してみませんか。タネから育てると、ガーデニングの楽しみの幅がグッと広がります。
この春、タネから育てたい一年草8選
カラフルな花が長く庭を彩る【ジニア】
開花期/6~10月 草丈/20~100㎝ 矮性とは、通常より背丈が低くコンパクトに育つ性質のことです。鉢植えや小さなスペースの庭に適しており、管理もしやすいため人気があります。例えば「矮性トマト」などと書かれていると、小型で支柱がなくても育つ品種という意味です。 八重咲きとは、花びらがたくさん重なって咲く花のことです。通常の花よりも華やかでボリュームがあり、豪華な印象を与えます。バラ、ダリアなど、多くの植物に八重咲きの品種があります。 品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。
花径3~4㎝の小花を群れ咲かせるリネアリスという華奢な矮性
夏空に映える元気印の花【ヒマワリ】
開花期/7~8月中旬 草丈/30~300㎝ 直まきとは、タネをポットなどで育苗せず、直接花壇や畑にまく方法です。移植を嫌う植物に適しており、間引きを行いながら育てます。
ヒマワリは太い根が真下に伸びる直根性なので、タネをまいたら植え替えずに育てる直まき
真っ赤な花も涼やかな青花も【サルビア】
開花期/6~11月 草丈/30~130㎝ 多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。 一年草とは、発芽から開花、結実、枯死までのライフサイクルを1年以内で終える植物のことです。春にタネをまいて夏から秋に花を咲かせる「春まき一年草」と、秋にタネをまいて翌春から初夏に開花する「秋まき一年草」に分類されます。代表的な春まき一年草には、ヒマワリやコスモスがあります。短期間で生長し、華やかな花を楽しめるのが特徴です。
真っ赤な花が目を引くスプレンデンスやコッキネア、ブルーセージとも呼ばれる涼しげなファリナセアなどの仲間があります。いずれも花が終わったら花穂を切り戻すことで、二番花が咲きあがり晩秋まで楽しめます。多年草