【ガーデニングQ&A】あっという間に増えるアルストロメリア。コンパクトに育てる方法は?
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園芸ガイド編集部
植物を育てていくうえで、わからないことや悩んでいることはありませんか? ここでは、読者の皆さんから寄せられたガーデニングにまつわる疑問や質問、お困りごとに、園芸研究家の山口まりさんが回答します。今回のテーマは「アルストロメリア」です。
Q アルストロメリアは鉢植えのほうがよいでしょうか?
地植えで栽培しています。あっというまに増えて、一緒に植えている花のスペースまで侵略してしまい、抜くのも大変です。鉢植えで育てたほうがよいのでしょうか? また、コンパクトに栽培する方法がありますか?(神奈川県横浜市 80才)
A 高さ30㎝程度の仕切り板を株の周囲の土中に入れて根茎が他所に侵略するのを防ぐ
アルストロメリアは、約50種が南アメリカに広く原生しており性質もさまざまです。園芸種は主にチリに原生しているいくつかの種が交配されているので、ある程度の耐寒性もあり関東以西では地植えも可能です。一季咲きと春~秋まで咲く品種があります。
よく発達する白く太い根茎をもち、球根植物に分類されることもある多年草です。秋植え球根として販売されますし、ポット苗と鉢物が春に販売されます。
環境によっては、夏や冬に地上部の葉を枯らして休眠することがあります。
相談者のおっしゃるとおり、適切な場所に植えつけられた株は、あっとまに増えて他の花たちを弱らせてしまうほどです。地植えの場合は、根茎が他所に侵略しないように高さ30㎝程度の仕切り板を株の周囲の土中に入れておくとよいでしょう。
もちろん鉢植えも可能です。根茎がよく伸びるので8号以上の深鉢を使います。植えかえは毎年行います。
植えかえ
地植えからの植えかえは、芽が動き出す前の3月ごろ行います。白くみずみずしい根茎は、もろく折れやすいので、ていねいに扱いましょう。また、白い根茎の先に芽がないと生育しないので、とくに芽の部分を折らないように気をつけます。
球根の汁は肌に触れると皮膚炎を起こす可能性がありますので、手袋をして作業しましょう。
管理場所
日当たりがよく、風通しもよい場所。高温多湿を嫌うので、真夏は鉢内の温度が上がらないように鉢の部分を遮光するか、昼間の直射光にさらされない明るい日陰で管理します。
冬季は、凍らない程度の日当たりのよい軒下など。
用土
水はけ・水もちよい肥沃な培養土。
水やり
多湿を嫌います。乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷり与えます。夏の多湿は、株が腐ることがありますので、やや乾燥ぎみに管理します。休眠したら鉢土が少し湿っている程度です。
肥料
春と秋が生育期になるので、緩効性化成肥料を3月下旬~4月中旬と9月下旬~10月に与えるか、液肥を3~6月、9~11月に施してもよいでしょう。
病害虫
アブラムシの発生が見られる程度です。
アルストロメリアの栽培カレンダー 暖地(関東南部以西太平洋側)
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写真提供/山口まり
※この記事は『園芸ガイド』2026年夏号の記事を、WEB用に再編集したものです。
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