【ガーデニング】春の庭を彩る、愛らしいピンクの花[10選]
公開日
更新日
光武俊子
ピンクの花といえば、甘くラブリーな印象からエレガントな華やかさまで、幅広いニュアンスがあります。だからピンクの花は大人気! 春本番を迎え、園芸店にはピンクの花々が種類豊富に並びます。お気に入りの花で庭やベランダを彩りませんか。
▼こちらもどうぞ▼
【ガーデニング】組み合わせが楽しくなる!「一年草と多年草」8選春を甘く、エレガントに彩るピンクの花10選
主役になる“春の貴婦人” 【シャクヤク】
草丈:60~100㎝ 多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。
「立てばシャクヤク」と、美人のたとえに謳われてきた花。ボリュームのある翁咲きや茶花で愛されるシンプルな一重咲きなど、花形も多彩で切り花でも人気です。冬は地上の茎葉が枯れますが、春に赤い芽吹きを見せる丈夫な多年草
夏越し可能な宿根タイプも登場【ネメシア】
草丈:15~40㎝ 一年草とは、発芽から開花、結実、枯死までのライフサイクルを1年以内で終える植物のことです。春にタネをまいて夏から秋に花を咲かせる「春まき一年草」と、秋にタネをまいて翌春から初夏に開花する「秋まき一年草」に分類されます。代表的な春まき一年草には、ヒマワリやコスモスがあります。短期間で生長し、華やかな花を楽しめるのが特徴です。 夏越しとは、暑さに弱い植物を夏の高温や強い日差しから守り、元気な状態で夏を乗り切らせる管理のことです。鉢を日陰に移動する、風通しをよくする、水やりを工夫するなどの対策が必要です。 多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。 寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。 冬越しとは、寒さに弱い植物を冬の寒さや霜から守って生き延びさせるための管理方法です。屋外に置いている鉢植えを室内に取り込んだり、花壇の土の表面にワラや落ち葉などを敷き詰めたりします。
やや華奢な印象の一年草
ふんわり咲いて春らしさ満喫【モモイロタンポポ(クレピス)】
草丈:20~30㎝ 一年草とは、発芽から開花、結実、枯死までのライフサイクルを1年以内で終える植物のことです。春にタネをまいて夏から秋に花を咲かせる「春まき一年草」と、秋にタネをまいて翌春から初夏に開花する「秋まき一年草」に分類されます。代表的な春まき一年草には、ヒマワリやコスモスがあります。短期間で生長し、華やかな花を楽しめるのが特徴です。
タンポポそっくりの花がふんわりと次々に咲きますが、タンポポとは別属の植物。暑さ寒さに弱いため、秋にタネをまく一年草
群植すると春霞のような趣【プリムラ・マラコイデス】
草丈:20~40㎝ 一年草とは、発芽から開花、結実、枯死までのライフサイクルを1年以内で終える植物のことです。春にタネをまいて夏から秋に花を咲かせる「春まき一年草」と、秋にタネをまいて翌春から初夏に開花する「秋まき一年草」に分類されます。代表的な春まき一年草には、ヒマワリやコスモスがあります。短期間で生長し、華やかな花を楽しめるのが特徴です。 こぼれダネとは、実ったタネが自然に地面に落ちたものを指します。こぼれダネが翌年芽吹き、花を咲かせることもあります。ジャーマンカモマイルなどに見られ、手をかけずに自然にふやせるメリットがあります。
中国原産のプリムラで、全草に白い粉がふくことから化粧桜という和名があります。日本原産のサクラソウに似ていますが、日本の暑さに耐えられないため一年草
切り花で人気の花が庭でも逞しく【ガーベラ】
草丈:15~50㎝
1輪でも目立つので切り花の人気が高く、園芸では草丈の低いポット苗が出まわってきました。しかし、近年は庭植えでも草丈30㎝以上の株に育ち、春だけでなく秋まで繰り返し咲いて存在感を発揮。次々咲かせるには日当たりのよさが大切で、水はけよい環境を好みます。
つるを生かして立体的な花飾りを【スイートピー】
草丈(つる伸び):20~200㎝ 誘引とは、植物の枝やつるを支柱やフェンスに沿って結びつけ、形を整えたり、日当たりをよくしたりする作業です。生長に合わせて、ひもなどでやさしく固定します。見た目を美しくするだけでなく、花つきや収穫量にも影響します。
スイートピーは長い花柄(かへい)をもつ高性種が切り花で人気ですが、園芸用には巻きひげで絡みながら成長するものと巻きひげのないコンパクトなタイプがあります。巻きひげタイプは鉢や庭に支柱を添えて植えつけ。誘引