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意外と真似できる!イギリス&フランスのローズガーデンに学ぶ、バラ庭づくりのコツ

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吉原美奈子

意外と真似できる!イギリス&フランスのローズガーデンに学ぶ、バラ庭づくりのコツ

ランブラーローズを低い丸太の手すりに長く這わせたフランスのガーデン。目よりも低い位置でランブラーを見るのは日本では珍しい。(筆者撮影)

バラ好きの方にぜひおすすめしたいのが、旅先にローズガーデンを組み込むこと。円安で海外旅行は悩ましいところですが、訪れることができたなら、旅の楽しみはぐっと豊かなものになります。

意外と真似できる!イギリス&フランスのローズガーデンに学ぶ、バラ庭づくりのコツ(画像2)

スペードのような形に仕立てたバラ。抜け感があって新鮮です。イギリスやフランスのバラの仕立てには遊び心も感じられます。(筆者撮影)

清らかな水が流れるモティスフォントアビー

イギリスはガーデニングの先進国であり、バラの本場ともいえる国。デザインも植栽もすぐれた数多くのガーデンがあります。

中でもオールドローズとイングリッシュローズのコレクションで知られるのがモティスフォントアビーガーデンです。アビー(修道院)の名の通り、ローズガーデンは広大な修道院の敷地の一画に設けられています。

20世紀を代表する園芸研究家のグラハム トーマスが設計し、大輪のハイブリッドティーとは異なる優美でたおやかな趣のオールドローズを、バラが美しく見えるような演出で植栽しているのが特徴。

ちなみにグラハム トーマスといえばイングリッシュローズを代表する黄色の名花ですが、彼の名をとって誕生したものです。

意外と真似できる!イギリス&フランスのローズガーデンに学ぶ、バラ庭づくりのコツ(画像3)

ほぼ放任のようにバラと宿根草が混じり咲いています。英仏でバラがきれいに決まるのは石壁やよろい戸といった構造のせいもあります。(筆者撮影)

現在のバラ庭設計の主流となっている、シュラブローズと宿根草を混植するミックスボーダーや、パーゴラにバラを絡ませる手法、バラの王冠のようなドーム、フォーカルポイントとなるベンチの配置などなど、モデルはこれだったのかと思わせるコーナーも多く、見るべきエリアは尽きません。

筆者が訪れたのは15年ほど前ですが、ローズガーデンのほかにも敷地内には美しい小川が流れ、併設のレストランでは地産地消のフレッシュなハムやチーズを使ったランチやケーキが提供され、心身が癒されるような時間を過ごすことができました。

近隣の中核都市、ウインチェスターからタクシーを使いましたが、行き方は他にもいくつかあるようです。モティスフォントアビーに限りませんが、タクシーの場合は事前にドライバーと交渉して金額を確認、また迎えの時間も指定しておくことをおすすめします。

一概にはいえませんが、イギリスのタクシードライバーの質は高く、筆者の場合、ドライバーは休息やランチをとりながら帰りまで気持ちよく待っていてくれました。

訪れる適期は6月。ハイシーズンでもクローズされることがあるので必ずガーデンのウエブサイトで確認してください。

意外と真似できる!イギリス&フランスのローズガーデンに学ぶ、バラ庭づくりのコツ(画像4)

黒赤と呼ばれそうな深い真紅のバラ。花弁が多いと印象が重くなりがちですが、セミダブルの品種を選ぶと花弁が少なく軽やかです。(筆者撮影)

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