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秋に楽しむ「キク」と「マム」入門:菊花展の見どころから鉢植えの育て方まで

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光武俊子

鉢植えや庭で秋の主役になるマム

一方、海を渡ったキクはおもにイギリスなどで品種改良が進みました。小輪の花が株を覆うほどに咲くガーデンマムやポットマム、すらっと分枝して切り花にも使いやすいスプレーギクなど、バリエーションに富む園芸品種が誕生。世界中で秋の庭や街角を彩ります。

秋に楽しむ「キク」と「マム」入門:菊花展の見どころから鉢植えの育て方まで(画像6)

2025年10月ウクライナのキーウにて

大株に仕立てるとそれだけで存在感があり、花色も豊富なので組み合わせが楽しめます。ほかに花がなくても、グラスやシルバーリーフとも相性バツグンで、庭や玄関先の主役にぴったり。こうした使い方はマネしたいところです。

秋に楽しむ「キク」と「マム」入門:菊花展の見どころから鉢植えの育て方まで(画像7)

窓辺に小さな鉢植えを並べて

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花壇の縁取りに銀葉などと

マムは分枝よく仕立てたポット苗や鉢植えが売っているため、そのまますぐバスケットなどに入れて楽しめて手軽です。日当たりのよい場所に置き、鉢の表土が乾いたら水が底から流れ出るまでたっぷり与えます。咲き終った花がらはマメに摘むことで次の花が咲きます。

来年もバランスよく花を咲かせるために

キクは多年草なので、来年も花を楽しめます。ただ、キク科の花は下葉が枯れあがりやすく、冬は地上部が枯れて休眠します。花後には株元に新たな芽(冬至芽)が出ているので、今年咲いた株は地際で刈り込んで、翌年は新芽を育てましょう。

または、やわらかな茎先を切ってさし木をして、翌年用の新たな株をつくります。秋咲きのキクなら本来は5~6月に行いますが、暑さ寒さの厳しくない時期ならいつでも大丈夫。通販でキクの新苗を購入すると、そうして育てた苗が届きます。

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さし木で育てた新苗の販売スタイル

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新苗の植えつけ

春から育てる新しい株は、初夏に切り戻しをすることで、コンパクトな草丈で茎をふやせます。花芽がついてきたら、これを摘芽することでもわき芽を伸ばして、花数をふやせます。前年から鉢植えで育ててきた株は一回り大きな鉢に植え替えることで、花つきがよくなります。

バリエーションに富むキクの魅力をもっと味わいましょう!

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