好きな季語はありますか? 俳句の季語クイズであなたの季節感をチェックしてみましょう!
星にまつわる季語。天の川・星月夜・流星・星祭・初星 秋の季語でないものはどれ?【大人の教養】季語クイズ
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答えは「初星(はつぼし)」
初星は新年の季語で、「新年の夜空の、光も改まったような星」をあらわします。
ほかにあげたものはすべて秋の季語です。
「天の川」は「天空に雲のように延びる銀河」のこと。七夕伝説で知られていますね。
「星祭(ほしまつり)」も七夕のことです。彦星と織姫星が年に一度だけ会うという七夕伝説のお祭りです。
「星月夜」(ほしづきよ)は、「澄んだ秋の夜空の満点の星が、月のように明るいこと」。
「流星(りゅうせい)」は、もしかしたら、今も毎年8月に見られるペルセウス座流星群のことなのかもしれませんね。「流れ星」「星流る」「星飛ぶ」というのも秋の季語です。
いにしえの夜空に見えた星の数は、現在よりもずっとずっと多かったことでしょう。秋の夜空に輝いた月と星の美しさを感じてみたいですね。
季語の解説は、『新版いちばんわかりやすい 俳句歳時記 秋 冬 新年』辻桃子・安部元気著(主婦の友社)を引用しています。
新版いちばんわかりやすい俳句歳時記 秋冬新年
辻桃子著 安倍元気著
主婦の友社刊
秋・冬・新年の季語、例句がぎっしり。初心者から経験者まで一生使えるハンディ歳時記。吟行や句会にも携帯しやすいコンパクト版
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