おしゃれめがねスタイル第4回
顔が引き締まる、印象を変えられる。ヘアメイク、スタイリスト、3人のマチュア世代がお手本!大人のおしゃれめがねスタイル
ヘアメイク、スタイリストなど3人のプロフェッショナルのみなさんに、愛用のめがねを披露していただきましょう。どうしてそのめがねを選んだのか、その選択には、日ごろのおしゃれと同じく、その人らしさが詰まっています。これからのめがねライフの参考にしてくださいね。
コンタクトとの併用でめがねに2つの役割を/福沢京子さん
ヘアメイク
福沢京子さん
1966年生まれ。広告、女性誌、ファッション誌を中心に活動。俳優、アーティストなどのヘアメイクも手がける。月刊誌「ハルメク」とのコラボで、メイクアップ商品(パレット、リップなど) も作成。
ヘアメイクの福沢さんは目を使う職業がら、自身の老眼の兆しには、すぐに気づいたといいます。
「 39歳のとき、ショーでメイクの最中にアイラインに焦点が合わなくなったんです」
しだいに老眼が進み、近くを見るためのメイク用、撮影中のモニター確認用、外を出歩く際の遠くを見るめがねの3つが必要に。
「眼科医に私の焦点はどこにあるのかと尋ねたら『10キロ先です』と言われました。つまり、めがねなしではどこも何も見えないんです」
仕事中3個のめがねをとっかえひっかえしていたら、遠視のコンタクトを勧められ、以来めがねは2個に減らすことに成功。
「裸眼のときは1か2の遠視用で外出し、家での読書時には3を。仕事のときはコンタクトで出かけて1か2を老眼鏡がわりにしています」
デザイン性の高いめがねでネガティブ感を払拭/平井律子さん
いつものめがね
1「Anne et Valentin」
2「MYKITA igc」/遠近両用レンズ
3「Anne et Valentin」/リーディンググラス
4「ZORBa」/韓国で購入したリーディンググラス
スタイリスト
平井律子さん
1971年生まれ。女性誌のファッションページやカタログ、広告などで活躍。女優のスタイリングも手がける。体形を問わない大人のための着こなし術で 高い支持を集める。著書に『重ね着でたのしむナチュラルスタイル』(ワニ ブックス)がある。
平井さんは、もともと近視でめがね歴は高校時代から。40代半ばから老眼が気になり始めたものの数年やり過ごし、47歳のときに通販で老眼鏡を購入しました。
「試しに買ってかけたら手元が見えやすくて、やっぱり老眼になったんだと思いました。最近ますます老眼が進み、外出時にも必要になってきて1を新調し遠近両用レンズに。 高校のときからかけているので、めがねがおしゃれアイテムという感覚はなかったのですが、大人になって、めがねもアクセサリーのひとつと思うようになってきました」
老眼鏡に至っては、ネガティブなイメージにならないように、よりカラフルでかわいいものを選ぶのが平井さん流。
「手元を見るときにだけかけるので派手でもいいのかな、と。そのほうがかけたときに気分も上がります」