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50代からの女ひとり旅 【西日本編】冬から春のおすすめ旅10選。寒い季節ならではの体験型に注目!

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原田実苗

行きたいと思ったとき、あるいは行けるタイミングで気軽に出かける「ひとり旅」が、マチュア世代に注目されています。
そこで、「ひとり旅ツアー」を企画・運営しているクラブツーリズムにご協力いただき、西日本、東日本それぞれの、冬から春にかけてのおすすめ旅トップ10を2回に渡りご紹介します。
寒い冬ならではの旅があります。しかも、とっておきの旅。この時期だからこそ心を揺さぶられるような旅に出てみませんか?

冬から春の女ひとり旅。西日本ベスト10

この季節だから、おすすめしたい旅があります。マチュア世代にぴったりの、ひとりでのんびり楽しむ旅、じっくり見てまわる旅です。
「ひとり旅」は自分で何もかも手配をしなければならないし、ごはんをひとりで食べるのは寂しい……。そんな不安を解消してくれるのが、「ひとり旅ツアー」。ひとり参加限定のツアーなので、全員で移動をするけれど、基本はひとりの時間を楽しみ、食事のときだけ一緒にというのであれば、移動手段の心配もないし、食事も寂しくはない。ひとりなら、だれかと日程調整をする必要もない。その気軽さで「ひとり旅ツアー」が注目されています。
そこで、クラブツーリズムのひとり旅ツアーを担当されている水野さんにお話をうかがいながら、冬から春にかけてのベスト10をご紹介します。

*東日本と西日本の分け方は、クラブツーリズムに準じています。

水野 椿さん
クラブツーリズム株式会社 ライフデザイン旅行センター所属。
約6年間、おひとり参加限定の旅で主に西日本エリア(山陰山陽・四国・九州・沖縄・離島)の企画造成を担当。旅行が好きで、週末は関東近郊の温泉旅行に行くことが多い。少し長い休みがとれたときは、離島に行くことが多く、最近出かけた場所は島根県の隠岐の島。のんびり島の絶景を楽しむことが好き。

1位:広島県 安芸の宮島 嚴島神社 

嚴島神社の大鳥居(イメージ)。

「嚴島神社の大鳥居の修理工事が昨年12月で終了し、囲いが撤去され、約3年半ぶりのお披露目となりました。干潮のときは大鳥居の下を通り抜けられますので、そのタイミングを調べて訪れてもステキな思い出になりそうです。逆に満潮時には嚴島神社が海に浮かんで見え、美しい景観を楽しむことができます」
天気がいい日なら、時間があればロープウエーで弥山山頂にも行ってみたいですね。瀬戸内海や遠くに見える四国の眺めは、スカッと晴れ晴れした気分にさせてくれそう。

2位:岐阜県 白川郷

ライトアップされた冬の白川郷(イメージ)。写真提供:岐阜県白川村役場

「白川郷は、雪景色がとてもきれいな冬にこそ訪れていただきたいところです。豪雪地帯で2m近い積雪になることもありますが、その雪の白さと合掌造りの集落の昼の景観もさることながら、期間限定でライトアップされる夜の景観は格別。ぜひ一度体験してみてください。この白川郷ライトアップイベントは、完全事前予約制で、特定日のみに実施されますので、当日に行かれても参加できませんので、注意が必要です」
物語の中に迷い込んだような、絵の中に入り込んだような美しさを体験してみたいものです。

3位:徳島県 大塚国際美術館 

大塚国際美術館のシスティーナ・ホール。

「世界26カ国の名画約1000点を陶板で原寸大に再現して展示している美術館です。特殊技術で陶板化された名画は、陶板とは思えないほど忠実に再現されていて、2000年後も同じ発色を保ち続けるそうです。とても広い美術館で、システィーナ礼拝堂の天井画や正面壁画を再現したホールは圧巻です。すべて見て回るには時間がたっぷり必要ですので、ツアーは滞在時間の長いものを選ぶのがポイントです」
訪れた方々から、「名画の数々とともに展示室もすばらしく、1日いても飽きない」と聞きます。カフェで一休みしながら回るのがいいようですよ。

4位:奈良県 和空法隆寺

和空法隆寺の懐石(イメージ。)

「ここで、奈良をゆっくり楽しみたい方にぜひ訪れてほしい宿をご紹介します。法隆寺門前の『和空法隆寺』は、なんと、法隆寺まで徒歩30秒という好立地。和を基調とする落ち着いた雰囲気の宿です。季節ごとに変わる夕食は神田川監修の懐石料理で、楽しみにされている方も多くいらっしゃいます。荘厳な雰囲気の法隆寺を出たら、おもてなしの心を感じる和の宿でゆっくりおくつろぎください」
学生時代に法隆寺に行ったことのある方は、大人になってから法隆寺に行くと、また違った見え方、感じ方をするのだとか。感じ方の違いを確認してみるのもいいですね。

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