50代からの女ひとり旅 【東日本編】寒い冬ならはでのとっておきの旅。春までのおすすめ10選
行きたいと思ったとき、あるいは行けるタイミングで気軽に出かける「ひとり旅」が、マチュア世代に注目されています。
そこで、「ひとり旅ツアー」を企画・運営しているクラブツーリズムにご協力いただき、西日本、東日本それぞれの、冬から春にかけてのおすすめ旅トップ10を2回に渡りご紹介します。
寒い冬ならではの旅があります。しかも、とっておきの旅。この時期だからこそ心を揺さぶられるような旅に出てみませんか?
目次
冬から春の女ひとり旅。東日本ベスト10
冬ならではの体験型旅行がおすすめ!
ひとり旅に出かけたい!けれども、手配が面倒だったり、交通手段が限られる場所も。仕事や介護など忙しいマチュア世代にとって、ひとり旅は事前の準備が大変という声もあります。
そこで最近、人気が高まっているのが「ひとり旅ツアー」です。参加するのは「ひとり」限定だけれど、手配はお任せできるという「ひとり」と「ツアー」のいいところどりです。
今回はクラブツーリズムのひとり旅ツアーを担当されている水野さんにお話をうかがいながら、東日本のベスト10をご紹介していきましょう。
ひとりで行くからこそ、目にやきつけられるしドキドキわくわくする気持ちも大きくふくらみます。そんな貴重な体験ができる場所が上位にランクイン。
*東日本と西日本の分け方は、クラブツーリズムに準じています。
1位:北海道 流氷
「流氷が見られるのは、例年2月上旬から3月上旬にかけてがメインの時期になります。
流氷は、海岸からも展望台からもそして船からも見られますが、できれば全部から見ていただきたいですね。海岸から流氷を間近で見ると、迫力があり、氷の厚さや大きさを実感できます。また、『流氷観光砕氷船おーろら』や『流氷観光船ガリンコ号』で、流氷を砕きながら海を進んでいく船に乗ると、自然のすごさを実感できると思います」
流氷が着岸しているかどうかなど、流氷の現在の様子は気象庁や海上保安本部等のホームページで確認してみるといいですね。
2位:山形県・宮城県 樹氷(ロープウェイ&雪上車)
「宮城県と山形県にまたがる蔵王山の樹氷を、山形県側からはロープウェイから、宮城県側からは雪上車に乗って見るという、上からと下からどちらも見られるツアーがあります。この時期だけしか見られない景色をぜひ楽しんでいただきたいです」
ロープウェイから見る樹氷は、天気がいいと美しく輝いて見え、遠くまで樹氷が続く景色はずっと眺めていても飽きないと人気だそうです。2月下旬までのイルミネーションも幻想的な雰囲気(開催日はロープウェイホームページで確認を)。一方、雪上車に乗って樹氷を近くで見ると「スノーモンスター」と呼ばれるだけあって、その迫力に圧倒されそう。どちらも乗り物に乗って近くまで行けるので、防寒さえしっかりしていたら、楽しめる場所ですね。
3位:北海道 さっぽろ雪まつり
「3年ぶりに会場に行って生で見られるさっぽろ雪まつりが、2月4日から11日まで開催されます。今回の会場は、大通会場とすすきの会場の2カ所だけになりますのでご注意を。ぜひ、カメラを持って冬の風物詩を写真に収めてください。」
テレビで見ると、大きさがよくわからない雪像も、生で見るととても大きくて芸術作品と言っていいほどの出来栄えで、思わず写真を撮りたくなるのだとか。中にはプロジェクトマッピングを行っているところも。
しかし、雪の上を歩くときは、転んでけがをしないようにしたいもの。冬用のすべらない靴をわざわざ荷物に入れなくても、靴の上に装着できる器具があり、雪まつり公式ホームページに、「滑り止めは1つ1,000円くらいでJR駅、地下鉄駅の売店で売っています」とありますので、活用してみるのも一案です。
4位:埼玉県 秩父パワースポット二社参り
「関東近郊の最強パワースポットのひとつとして知られる三峯神社は、日本武尊(やまとたけるのみこと)が創始したと伝えられ、1000m以上の山の中にあり、境内に至るまでの道のりも神秘的な雰囲気。ですが、三峯神社は少し不便な場所にあり、西武秩父駅からバスで1時間以上かかりますし、本数もかぎられています。このような場所こそ、ひとり旅ツアーに参加されてみてはいかがでしょうか。
また、秩父駅からほど近いのが、秩父夜祭で有名な秩父神社です。この二社参りのツアーはとても人気が高く、たくさんの方にご利用いただいています」
秩父は、最近注目のスポットとして取り上げられていますね。秩父そばも有名なので、もしツアーの日程が合わなければ、秩父神社と秩父散策に出かけてみても!