【食品の保存法】野菜を冷蔵で保存し、鮮度をできるだけキープするには?
食材を最後までおいしく食べ切るには、できるだけ鮮度を保った状態で保存することが大事です。ここでは、ついつい余らせてしまいがちな野菜の冷蔵保存方法を、料理家の沼津りえさんに教えていただきました。
野菜のおすすめの冷蔵保存方法
冷蔵に適した野菜は基本的には野菜室で保存します。
ですが、買ってきたままの状態で放り込むのはNG。
水分を補ったり、立てて保存したり、それぞれの性質に合った方法で。
ちょっとした工夫でみずみずしさを保てます。
※各食材の保存期間は目安です。
キャベツ
4つ割りなどにして芯を除き、ポリ袋に。保存期間は冷蔵で20日
キャベツは芯があると保存中も成長して味が落ちるため、4つ割りや半分などに切って芯を取り除き、ポリ袋に入れて冷蔵する。
まるごと保存する場合も芯はくりぬく。
食べやすい大きさに切りポリ袋に入れて冷蔵してもいいが、その場合は洗わずにカットするのがポイント。洗うと傷みやすい。
レタス
ボウルに張った水にまるごとつけて冷蔵室へ。保存期間は冷蔵で2週間
最後までシャキシャキしたレタスの食感を味わうことができる保存法。
根元を少し切って芯をくりぬき、水を張ったボウルにつける。ボウルごと冷蔵室に入れ、2~3日に1回水を替えて。
ざく切り、せん切りなどにして冷凍保存してもよいが、シャキシャキ感は失われる。
冷凍した場合はスープや炒め物に。
小松菜
濡らしたペーパーで包んでポリ袋に入れ、立てて保存。保存期間は冷蔵で1週間
葉の部分からしなびがちな、小松菜やほうれん草などの葉物野菜。
水で濡らしたキッチンペーパーに包んで湿度を補い、ポリ袋に入れ、立てて冷蔵保存を。
縦に生えていた野菜はできるだけ立てて保存すると長もちする。
長さを半分に切ってから、濡らしたキッチンペーパーで包みポリ袋に入れてもよい。