記事ランキング マンガ 連載・特集

【ガーデニング】芽出し苗で楽しむ 秋に咲く球根植物6選。植えたまま来秋も咲く多年草

公開日

更新日

光武俊子

かわいい花を咲かせるグラウンドカバー オキザリス

開花期:10~3月(種類による)
草丈:5~20㎝

日本では雑草として自生するカタバミの仲間ですが、ピンクや黄色、バイカラーの花を咲かせるグラウンドカバーとして楽しめます。花は夜や曇天雨天では開かないものの、横に広がる美しい葉群を覆うほどに咲いてカラフルです。

キラキラ輝く、別名ダイヤモンドリリー ネリネ

開花期:10~12月
草丈:30~40㎝

リコリスに似てヒメヒガンバナとも呼ばれますが、光を反射してキラキラ輝く花弁が特徴的。欧米ではダイヤモンドリリーと呼んで人気があります。ひとつの花房が約1か月咲き続け、切り花にしても長く楽しめます。

食品を染めるハーブとしても使える サフラン

開花期:10~12月
草丈:5~15㎝

クロッカスによく似た薄紫色の花に、赤いめしべと黄色のおしべが目立ちます。3つに割れためしべは、パエリアなどの料理で黄色の色づけに利用される高級ハーブ。花から抜き取り乾燥させて用います。

ポット苗が入手できなかったら、来年初夏に球根をゲット!

園芸では、開花期や観賞期に向けて植物を紹介するのが一般的です。そのため、ここに紹介した球根植物はこの時期に芽出しポット苗しか販売されていません。

芽出し苗より球根のほうがお得なので、この秋にポット苗が入手できなかったら、来年初夏に出回る球根を手に入れましょう。

植えつけたら何年もそのまま楽しめる球根植物で、秋の庭やベランダを華やかに!

★あわせて読みたい★

【ガーデニング】小さな庭とベランダに似合う10のおすすめグラス類。ナチュラルな多年草の風情を楽しむ 【ガーデニング】晩夏に咲く青い花10選。晩秋まで庭やベランダを彩る 【ガーデニング】水辺で花を咲かせる植物を楽しむ。小さな水鉢でつくる、涼感たっぷりウォーターガーデン

グラウンドカバーとは、地表を這うように広がり、地面を覆う植物を指します。クリーピングタイム、シバザクラなどが代表的で、雑草の抑制や土壌の乾燥防止、美観の向上に役立ちます。

詳細を見る

植えつけとは、苗や苗木、球根などを土に植える作業のことを指します。適切な時期や深さを守ることで植物の発芽や発根が促され、順調な生育につながります。植物ごとに適した用土が望ましく、植えたあとはしっかり水やりをして根づかせることが大切です。植物の種類によって用土の種類や肥料の施し方が異なるため、事前に育て方を確認しておくと安心です。

詳細を見る

一重咲きとは、花びらが1列だけ並んでいるシンプルな形状の花を指します。このタイプの花はナチュラルな雰囲気や素朴な美しさが魅力で、ガーデニング初心者にも人気があります。一重咲きの典型例として、ヒマワリやコスモスなどがあります。この構造は花の中心部が目立ちやすく、虫を引き寄せやすいため、庭の受粉環境を向上させる役割も持っています。

詳細を見る

花弁とは、一般に「花びら」と呼ばれる部分で、花の中でも最も視覚的に目立つ構造です。昆虫を引き寄せるための鮮やかな色や形、香りを備えており、園芸植物ではこの花弁の特徴が観賞価値に直結します。八重咲きや一重咲きの違いも花弁の枚数に関係しており、育種や品種改良ではこの部分の改良が重点的に行われます。雨や暑さで傷みやすいため、花弁の丈夫さもガーデナーには重要なポイントです。

詳細を見る

球根とは、植物の栄養を蓄えた地下の器官で、翌年の発芽や開花に必要なエネルギーを蓄える役割を持ちます。チューリップやヒヤシンス、ユリなどが代表的な球根植物で、秋に植えて春に咲く秋植え球根、春に植えて夏に咲く春植え球根などに分類されます。球根は植え方や植えつけ時期、水はけのよい土などの条件を整えることで、毎年美しい花を咲かせることができます。

詳細を見る

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

詳細を見る
画面トップへ移動