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15分で濃厚!【ミートソースパスタ】|「パスタ世界一」弓削シェフの至福の家イタリアン

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弓削啓太

「家でイタリアンレストランの味を楽しみたい」。そんな思いにこたえ、「パスタ・ワールド・チャンピオンシップ2019」優勝の弓削啓太シェフが、家で驚きの味が作れるレシピを公開。ここでは『「パスタ世界一」がかなえる至福の家イタリアン』から、たった15分でできる濃厚なミートソースの作り方をご紹介します。

15分で濃厚! ミートソースパスタ

プロがミートソースを作ると、2時間はかかります。野菜をあめ色になるまで炒め、トマトと一緒にじっくり煮込むからなのですが、それを大幅に時短、家でプロ級の味が楽しめる画期的な方法が「納豆」を使うこと!

納豆のネバネバは、炒めて焦がすと極上のうまみに変わり、さらにソースのとろみになるんです。「ひきわり納豆」ならひき肉とよくなじむので、知らずに食べたら、納豆の存在にまず気づかない!

時間をかけて作ったような深みと、濃厚なソースを楽しんで。

材料(2人分)

スパゲッティ(1.8㎜)… 160g
合いびき肉 … 200g
塩 … 2g(小さじ²/₅)
こしょう … 少々
ひきわり納豆 … 1パック
ホールトマト(缶詰)… 200g(¹/₂缶)
にんにく(みじん切り)… ¹/₂かけ
オリーブオイル … 10g(小さじ2と¹/₂)
トマトケチャップ … 30g(大さじ1と²/₃)
ウスターソース … 15g(大さじ1弱)
粉チーズ … 16g(大さじ2と²/₃)

作り方

❶フライパンを強火にかけ、ひき肉、塩、こしょうを入れて焼く。ときどきまぜ、焦げ目がつき、全体にパラッとするまで5分ほど焼き、とり出す。

❷フライパンをきれいにして、にんにく、オリーブオイルを入れて中火にかける。にんにくの香りが立ったら、ひきわり納豆を加え、3~4分、納豆がパラパラになるまで炒める。

Point① 納豆の粘りけを焼きつける

ひきわり納豆をへらで押さえ、粘りけをフライパンにはりつかせるように焼く。焦げても気にしないでOK。これがうまみになる。

Point② 納豆がパラパラになればOK

フッ素樹脂加工のフライパンの場合、納豆の粘りけははりつきにくいので、納豆に焼き色がつき、パラッとするまでを目安に。

❸ウスターソース、ケチャップを加え、中火でさらに炒める。

❹①を加え、まぜ合わせる。ホールトマトを加え、適当につぶす。湯100㎖ほどを加え、中火でときどきまぜながら5分ほど煮詰める。

Point③ 焼いたひき肉を加える

ひき肉は水分が残るとくさみになるので、パラパラになるまで炒めるのがコツ。ひき肉とまざると、納豆はほぼわからない。

Point④ トマトはつぶしながらまぜる

ホールトマトはへらで一口大になるよう、つぶしながらなじませる。

❺スパゲッティは表示時間より30秒短くゆでる(1.5リットルの湯に塩15g〈小さじ3〉が目安)。

❻スパゲッティの湯をよくきり、④に加え、よくあえる。からみが悪いようなら、湯大さじ2程度を加えてまぜる。

❼粉チーズを加えてよくまぜる。仕上げにオリーブオイル大さじ¹/₂(分量外)を加えてからめる。器に盛り、好みで粉チーズをふる。


※この記事は『「パスタ世界一」がかなえる至福の家イタリアン』弓削啓太著(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

「パスタ世界一」がかなえる至福の家イタリアン

弓削啓太著
主婦の友社刊

パスタの世界大会で優勝した弓削啓太シェフが、家で驚きの味が作れる「世界一のイタリアン」の60レシピを初公開!チャンネル登録者数18万人超えの「yugetube」(ユゲチューブ)でも未公開、料理の常識にとらわれない、意外な食材の組み合わせや調理法のコツによる、感動のおいしさをお届けします。

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