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風呂・洗面所の【ついで掃除】。カビ、うろこ汚れを防ぐための毎日の習慣とは?

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ゆうゆう編集部

忙しくて時間がない、体力的に大掃除がつらい……。そんな人におすすめなのが、「ついで掃除」。ここでは、「風呂・洗面所」のついで掃除と、しつこい汚れの「リセット掃除」をご紹介します。

「ついで掃除」の基本の道具についてはリビングの【ついで掃除】。大がかりな大掃除が不要になる毎日の習慣とは? をお読みください。

PROFILE
クリンネスト1級、整理収納コンサルタント
井上めぐみさん


いのうえ・めぐみ●家事スペシャリスト。2013年に大手家事代行会社のスタッフとなり、家事代行サービスに従事。同社で、あらゆる家事を最高品質で行うプランを担当する他、スタッフの研修なども行っている。著書に『「ついで掃除」できれいが続く』(婦人之友社)。

きれいが続く! 風呂・洗面所のついで掃除

熱の力で汚れがゆるむ入浴後は、掃除のベストタイミング。サッとこするだけでうろこ汚れやカビを防ぐことができます。水けをしっかりふき取ることが、きれいを保つコツ。

うろこ汚れ・ カビ予防の基本は 毎日の汚れを ため込まないこと

水あかや石けんカス、皮脂といった浴室につく汚れも、ついたその日なら落とすのも簡単だ。

「汚れがつきやすい場所は決まっているので、ポイントを押さえれば掃除はあっという間。ついで掃除で汚れをためない習慣をつけましょう」

【風呂の床・壁】床上20cmの汚れを見逃さない

浴室で汚れがつきやすいのは、床上20㎝くらいまでの範囲。一見きれいでも、ザラリとした感触があれば汚れている証拠。浴室用洗剤を使って、汚れなどを落とす。

【風呂の排水口】外せる部品は分解、隅々まできれいに

排水口の中の取り外せる部品は取り外し、ブラシで汚れを落とす。この毎日のひと手間で、いやなぬるぬる汚れやカビを防ぐことができる。

【風呂の鏡・扉など】水分をタオルに吸わせ、ふき上げる

鏡や扉、カランについた水滴は、放っておくとうろこ汚れの原因に。浴室用洗剤で洗った後は、体をふいたタオルなどで水けをふき取り、水滴を残さないように心がけて。

シャンプーなどのボトルの底も忘れずに

ぬるぬるした汚れがつきやすいシャンプーボトルの底。スポンジでこすり洗いした後、タオルで水けをふき取っておこう。

【Point】湯船の湯を捨てる「ついで」に汚れを落とす

入浴後、湯船のお湯を落とす間が、ついで掃除のタイミング。床や壁、カラン、洗面器などを洗い、排水後は湯船の掃除を。熱で汚れがゆるんでいるから、浴室用洗剤をつけたスポンジでサッとこするだけで簡単に汚れが落ちる。

【Point】入浴後、使用したタオルで水けをふく

カビが発生しやすいドアレールや、うろこ汚れが気になる鏡の水けは、入浴後にタオルでしっかり吸い取る。使ったバスタオルでもOK。体をふいた後に浴室の水けをふくのを習慣にして。

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