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大人のひとり暮らし【後編】鎌倉の古民家で「暮らしそのものが芸術」をめざす山下りかさん

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ゆうゆうtime編集部

お金のこと

ひとりになって家計はコンパクトに

「子どもと3人で家賃のかかる賃貸住宅に長年暮らしていたので、毎月の家計はだいぶコンパクトに。今は家賃はなく、借地料を納めているだけです」

山下さんの住まいは、108段の階段を上がった小高い山の中腹にあり、借地料は控えめ。そんな立地のおかげで、DIYリフォームは資材を運び入れるのがひと苦労でしたが、無償で手伝ってくれた友人のおかげで、大工さんへの手間賃や材料費も含めて、費用は200万円までに抑えることができたとか。

土間に敷いたレンガは1 個3.5㎏。背負いかごで630 個運び上げました。

冬は小ぶりな薪ストーブが大活躍。光熱費の節約につながったとか。

「予算の都合であきらめたことはたくさんありました。でも、譲れない部分は別の方法を模索して、折り合いをつけながら仕上げられたのは、手づくりならではのよさですね」

撮影/清永 洋

※この記事は『大人のひとり暮らし 住まいとお金』主婦の友社編(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。年齢等は書籍刊行当時のものです。

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