フランスのスーパーで手に入るお土産&パリのスーパー使いこなし術
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伊波裕子
海外旅行を企画中の人も増えてきているかもしれません。とはいえヨーロッパはまだまだ遠い。そこで、マチュア世代に人気の渡航先の中から、今回はフランスの今をご紹介。フランス人の日常を感じられるパリのスーパーの様子、気軽に買えるプチプラみやげなどを眺めながら、しばし旅気分に浸ってみませんか。在仏歴17年のライターがご案内します。
★日本で買えないパリのお土産はこちら★
日本で買えないフランス・パリのお土産おすすめ20選|雑貨やお菓子なんでもあるのは“大きな”MONOPRIX(モノプリ)
フランスのちょっと大きな街には必ずあるのが、スーパー、モノプリ。
人口50,000人以上の都市部の85%に存在するという圧倒的な店舗数ですが、幅広い商品のラインナップで、旅行で訪れた場合に立ち寄りやすい大型店は、オペラ通りのオペラ店(23 Av. de l'Opéra, 75001 Paris)や、サンジェルマンデプレから程近いドラゴン店(52 Rue de Rennes, 75006 Paris)。
パリの街中には至るところに、食品と日用雑貨だけを扱う小規模のMONOPRIXや、ちょっと軽食を買うようなMONOP’という小型店舗があるのですが、食品はもちろん、服飾、雑貨、文房具まで選択肢があって、日本でいうと大きめのSEIYUやイトーヨーカ堂のような存在なのは市内に5,6店舗でしょうか。
そんな大型店には、PARISやFRANCEなどの文字がデザインされた、おみやげ用のコーナーもあったりして、エッフェル塔がデザインされたようなコテコテのフランスみやげを見つけることができます。
また、スーパーならではの、プチプラでおいしいお菓子や、かわいらしいハンドクリーム、おなじみエコバッグなど、おみやげにぴったりのアイテムもたくさん。
気軽に渡せるゾーンのおみやげを探すなら、このモノプリなど、街中のスーパーが間違いないでしょう。
できれば日本で手に入らないものを渡したい!
とはいえ、フランスでコレは!と思うものは、食品でも雑貨でも、たいてい日本でも手に入るんですよね。
日本で買えないものをおみやげにしたいと言うことなら、もう少しじっくりスーパーを見てみましょう。
たとえば、家事のお供のお掃除グッズなども、さすがはデザイン重視のお国柄、おしゃれなものが多いです。
重いので持って帰るにはちょっと……ですが、日常使いのハンドソープやせっけんなども、デザインの良いものが多くて見ていて楽しくなります。
ティッシュやキッチンペーパーなど、紙類の値段の高いフランスでは、液体をこぼしたときなどによくスポンジを使うのですが、種類も多くてお手頃で、最近は用途別にイラストが描かれたものなど、面白くてかわいいものが増えています。
また、なんでもある日本ですが、意外と選択肢がないのが紙ナプキンときれいなふきん。
モノプリのキッチンコーナーは、いつも新しいデザインや、デザイナーコラボものが置かれているのでチェックしてみてください。
そしてキッチンコーナーといえば、フランスは木製の調理器具がお買い得です。
日本料理で菜箸が欠かせないように、木製の調理用スプーンはフランスのキッチンで欠かせないものなのでしょうか、大小各サイズ取り混ぜて10€以下などで売られていたりします。
テーブル上のパン屑を払う小さなほうきや、日本ではあまり見かけない渋い色味のちりとりなど、友達にあげて良いか迷う日常用過ぎるものは、自分用に購入して、家でフランス気分を引き続き味わうのもまた楽しです。