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もう衣替えはしなくていい!【すっきり収納】のコツ。エッセイスト 金子由紀子さんの【持たない暮らし】【2023年暮らし部門人気記事TOP5】

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ゆうゆう編集部

金子さん流 服を増やさないコツと収納法

「自分らしい洋服を知るには?」「どんな洋服が着回しやすい?」「見やすい収納のコツは?」。金子さんが今すぐできる方法を伝授!

似合う服を客観的に診断してもらおう

洋服選びに迷いやすい人は、プロに客観的に合う服を診断してもらうのも一つの方法。「骨格診断」「パーソナルカラー診断」などがあり、簡単な診断なら、ネットで自分の肌や目の色などを入力してチェックすることもできます。

私も自分に似合う服がわかってから、セールや店員さんのトークにつられて似合わない色の服を買う、という失敗が減りました。着る服の傾向が決まるとコーデがしやすくなり、着ないのに捨てられない服もなくなってすっきりしますよ。

STEP①「自分らしい服」を知ろう

パーソナルカラー診断

生まれもった肌や目、髪の色などで診断。たとえば同じピンクでも明るく温かな「スプリング」、優しく涼しげな「サマー」、深みがある「オータム」、大胆でメリハリがある「ウインター」の4つのパーソナルカラーに分類される。洋服・化粧品の色選びに便利。

色白で透明感のある肌の金子さんは「スプリング」さん。くすみのない明るい色が似合う

骨格診断

体のラインや厚み、鎖骨や足のサイズなどの特徴をもとに、体に厚みとメリハリのある「ストレート」、華奢でやわらかな「ウエーブ」、骨や関節がしっかりした「ナチュラル」に分類される。それぞれに合うファッションをアドバイス。二神弓子さんが確立した診断方法。

STEP② 天然素材や無地の服を選ぶ

無地で定番の服なら、組み合わせは無限大

洋服を買うとき、私は柄物や奇抜なデザインは避けています。組み合わせが難しく、結局たんすの肥やしになってしまうからです。着回しやすいのは、やはり無地のベーシックな形。自分に似合う色でシャツやスカートなどを数着ずつそろえれば、組み合わせは無限大に広がります。

生地はなるべく天然素材に。暖かいカシミアのセーターはスキーのアンダーウエアに、着るほどに肌触りがよくなる麻のシャツは部屋着に、と長く使い回せ、処分時は環境への負荷が少なくすみます。

麻の一種、リネンのシャツは手作り。「この夏は、リネンでシャツワンピースを作るつもり」

代表的な天然素材

【麻】
サラッとした肌触りで使うほど肌になじみ、夏は涼しく、冬は保温性に優れる
【コットン】
吸水性が高く、汗を吸い取る。染色しやすく、色や柄のバリエーションが豊富
【ウール】
保温性に優れ、体温を下げずに汗や湿気を逃がす。特に冬に不可欠の素材
【シルク】
上品な質感となめらかな肌触りで、お出かけ用のドレスやブラウスに最適

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