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夏の庭が暑すぎる…そんな年こそ植えたい「野趣ある花」8選 オシロイバナからメドーセージまで

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光武俊子

イギリスで「コテージガーデン」と呼ぶ農家の庭。夏は暑さに強く野趣のある花がのびのびと咲きます。日本でも農家の庭先を彩っていた、どこか懐かしい夏の花々は、育てやすくてダイナミック! 都会の庭にも新鮮な景色をもたらしてくれます。

暑さに強く、よく咲く花はコテージにあり!

これまでも「暑さに強い花」を紹介してきました。折り紙付きの新品種やガーデナーさんのおすすめなど、人気の品種はバラエティーに富んでいます。今年は何をご紹介しようかなと思ったとき、都会の歩道で咲く花々が目に留まりました。

アスファルトの道路脇にある小さな植え枡で、夏の日ざしを浴びて水やりもされずに咲いているオシロイバナやキバナコスモス、ジニアにフヨウ。これらはどこか懐かしい夏の花々です。子どものころ田舎や近所の庭で見た花が、昨今の暑さにも耐えて咲き誇っています。

日本のコテージガーデンでのびのび咲いていた野趣ある花が、時と場所を変えて都会の庭でも大活躍! 大に育つものが多く、新鮮な印象で安心して育てられます。

のびのび育てたい! 暑さに強く野趣ある花8選

夏の夕闇に浮かび上がる【オシロイバナ】

開花期:6~9月
草丈:30~80cm

原産地は熱帯アメリカで寒さに弱いため、一年草扱いになることもありますが、本来は多年草暖地では越冬します。果実(タネ)の中にある白い粉がおしろいのように見えることが名前の由来。午後遅く開く花が夕闇に浮かび上がり、翌日にはしぼみますが、次々に咲きます。

お盆の風習に欠かせない【ミソハギ】

開花期:7~9月
草丈:100~150cm

日本や朝鮮半島に分布する多年草で、湿地や用水路の縁などに群生します。大きなガーデンの排水溝縁に群れ咲いていたのも見事でした。ウォーターガーデンにも使えます。お盆に戻ってくるご先祖様が、この花穂を用いて足を洗うという伝承もあって、盆棚に飾られます。

のびのびと軽やかに育つ【キバナコスモス】

開花期:6~9月
草丈:30~100cm

コスモスの仲間ですが、黄色やオレンジ色が中心で、赤色や八重咲きの新品種も登場。ビタミンカラーの花が元気よく咲いて、株はやや暴れ気味に育ちます。日当たりよく水はけのよい場所が適し、やせ地でも大丈夫。肥沃にすると葉ばかり茂りやすいので、気をつけて。

ミントの香り漂うハーブ【カラミンサ】

開花期:6~10月
草丈:20~50cm

かわいらしい小花の花穂をいくつも立ちあげ、ボリュームのある株になります。白や淡い紫系の花はほかの花とも合わせやすく、花壇のすき間を埋めるわき役で大活躍。爽やかなミントの香りがあり、ハーブティーでも楽しめます。初夏から秋まで長い開花期も魅力です。

夏の庭が暑すぎる…そんな年こそ植えたい「野趣ある花」8選 オシロイバナからメドーセージまで(画像5)

砂利を敷いたグラベルガーデンにも

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イングリッシュガーデンとは、イギリスの伝統的な庭園スタイルで、自然な風景を再現するように草花や低木、つる植物をバランスよく配置します。四季折々の草花が咲き誇るナチュラルで温かみのある景観が魅力で、アーチや小道、ベンチやパーゴラなどを取り入れた庭づくりが特徴です。

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コテージガーデンとは、イギリスの農村部に見られる伝統的な庭の様式で、自然な雰囲気を大切にしながら、草花やハーブ、野菜など多様な植物を混植して楽しむ庭のことを指します。直線的な区画よりも曲線や小道を多用し、ラベンダー、デルフィニウム、バラ、クレマチスなどの宿根草や低木を中心に、四季折々の花々が次々と咲き継ぐように設計されています。人工的な演出を避け、あくまで自然体で、ナチュラルに見えるよう工夫されている点が特徴で、手入れは丁寧ながらも“ゆるやかな美しさ”が魅力です。

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八重咲きとは、花びらがたくさん重なって咲く花のことです。通常の花よりも華やかでボリュームがあり、豪華な印象を与えます。バラ、ダリアなど、多くの植物に八重咲きの品種があります。

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多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

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原産地とは、植物がもともと自生していた地域のことで、その植物が最も自然に近い形で育つ環境条件(気温、降水量、土壌など)を知る手がかりになります。例えば、地中海沿岸原産のラベンダーは乾燥した日当たりのよい場所を好み、湿気には弱いといった具合に、原産地を知ることで栽培環境の調整や越冬管理の参考になります。園芸で植物の性格を理解するには、学名や品種だけでなく、この「原産地」への理解も大切です。

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一年草とは、発芽から開花、結実、枯死までのライフサイクルを1年以内で終える植物のことです。春にタネをまいて夏から秋に花を咲かせる「春まき一年草」と、秋にタネをまいて翌春から初夏に開花する「秋まき一年草」に分類されます。代表的な春まき一年草には、ヒマワリやコスモスがあります。短期間で生長し、華やかな花を楽しめるのが特徴です。

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開花とは、植物がつぼみから花を咲かせる現象を指し、植物のライフサイクルの中で繁殖を目的とした重要な段階です。開花には品種ごとの遺伝的要因に加え、温度・日照・水分・肥料などの栽培環境が大きく関係しています。開花の時期や条件を正しく理解することは、ガーデニングにおいて花を美しく咲かせるための基礎知識の一つとなります。

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草丈とは、植物が地面からどのくらいの高さまで育つかを示す言葉で、園芸品種の選定や植えつけ間隔を考えるうえで重要な指標になります。低い草丈の品種は鉢植えや寄せ植えに向き、高い草丈の品種は庭の背景や目隠しとして活躍します。花壇づくりでは草丈のバランスを取ることで、奥行きや見栄えのよいレイアウトに仕上げられます。

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花穂とは、棒状に長く伸びた軸に花が密集して咲く花序の一種で、ラベンダーやミントなどのシソ科植物に多く見られます。花穂は多数の小さな花がまとまって咲くことで、視覚的にも香りの面でも存在感があり、昆虫を引き寄せる効果が高い形状です。ドライフラワーやポプリにも利用されることが多く、観賞と実用を兼ねた人気の高い花序形態です。

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花形とは、ガーデニングにおいて花の形状や咲き方を指します。漏斗形、鐘形、バラ形など多彩なタイプがあり、花壇や鉢植えのデザインで個性や全体の雰囲気を引き立てます。特に寄せ植えや庭づくりでは、異なる花形を組み合わせることで立体感や動きを演出できます。例えば、パンジーの平らな花形とチューリップの漏斗形を組み合わせることで、視覚的にバランスの取れた華やかな空間が生まれます。花形の組み合わせ方の工夫次第で、ガーデニングの幅は無限に広がります。

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肥沃とは、土壌が植物の育成に適した栄養素を豊富に含む状態を指します。肥沃な土壌は、水分保持力や排水性、通気性がバランスよく整っており、有機物や微生物も豊かです。ガーデニングでは、堆肥や腐葉土を混ぜることで肥沃度を高めることが可能で、美しい花や元気な野菜づくりに欠かせません。

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果実とは、花が受粉・受精した後に子房などの部分が変化してできる構造で、植物が種子を守りながら分布させるための重要な器官です。トマトやリンゴのように肉厚で食用になる果実もあれば、タンポポのように乾燥して風に乗るものなど、形や機能は多岐にわたります。果実の成熟過程や構造の違いは植物の分類学においても重要な手がかりとされています。

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暖地とは、年平均気温が15℃〜18℃、冬も厳しい寒さになりにくい地域を指します。日本では九州や四国、沖縄、本州の関東以南の太平洋側などが該当します。こうした地域では、寒さに弱い熱帯植物や南国フルーツ、四季咲きの花がガーデニングで育てやすいのが特徴です。ただし、夏の高温多湿が植物の生長に与える影響もあるため、適切な管理が必要となります。

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支柱とは、植物が倒れたり茎が曲がったりするのを防ぐために立てる棒状の補助具。特に生長とともに高さが出る植物や、実が重くなる果菜類、つる性植物などに欠かせない資材です。ガーデニングでは、支柱の材質や形状によって景観にも影響を与えるため、景観に馴染む自然素材のものや色つきのものを選ぶことで、植物の生長を支えつつ庭の美しさとの両立を図ることができます。

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品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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株とは、地面から芽を出して生長している植物の基本単位を意味し、特に多年草や野菜苗などでよく用いられます。例えば「このラベンダーは大株に育った」といったように、株の大きさや状態は植物の生育具合を示す指標にもなります。ガーデニングでは株分けや株の更新、株元の管理など、長期的な育成を考えるうえで頻出する概念です。

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