出かける前にさっとシワが伸ばせる【衣類スチーマー】3選。50代からは軽くておしゃれな一台を|家電のプロ・神原サリーさんおすすめ
ライフステージの変化や、体や心のゆらぎを日々実感するマチュア世代。そんな大人の暮らしをより豊かで快適にしてくれるアイテムを、家電のプロ・神原サリーさんがナビゲート。第9回は「衣類スチーマー」3点をご紹介します。
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ハンガーにかけたまま、衣類のシワ伸ばしや除菌、消臭ができる便利な家電「衣類スチーマー」。最近のモデルは、軽くてスチーム量もパワフル。使っていても腕が疲れず、仕上がりもきれいと、機能がどんどん進化。家電売り場には、どれを選べばいいのか迷ってしまうほど、さまざまな衣類スチーマーが並んでいます。そこで神原サリーさんに、セレクトのポイントをうかがうと……。
「重さとスチーム量は、衣類スチーマーを選ぶ際の重要なポイントです。アイロン台にのせた衣類の上をすべらせて使うアイロンと違い、衣類スチーマーは本体を持ち上げながら使うもの。ハンガーをかける位置次第では、肩の高さあたりまで持ち上げて使う場合もあるため、軽量で腕が疲れにくいものを選ぶことが大切です。また、スチーム量が少ないとシワはなかなか伸びないため、多いほうが◎」
衣類スチーマー選びでもう1つ大切なポイントが、デザインです。
「シワが気になるのって、だいたいお出かけ前のあわただしいときだったりしませんか? 衣類スチーマーは使いたいときにすぐに使えてこそのものなので、部屋に出しっぱなしにしていても気にならないデザインを選ぶこと。
さらに、電源を入れてから適温になるまでの時間が短いものなら、よりスピーディに使えて便利です」
神原さん宅では、家族みんなが衣類スチーマーを使いたいときにすぐに使えるよう、リビングにアイロンがけスペースを設けているそう。
「実はこのスペースには、衣類スチーマーのほかにアイロンとアイロン台も出しっぱなしにしているのですが、それは衣類スチーマーとアイロンでは得意分野が異なるから。
布面積が大きいものや、シャツなどパリッと仕上げたいものにはアイロンを。ギャザーやフリルなどをふんわり仕上げたり、立体的なジャケットのシワをとったりするときには衣類スチーマーというように、衣類によって使い分ければ仕上がりがきれい。家事の時短にもつながりますよ」
ブルーノ「スタイリングハンディスチーマー」
除菌、消臭効果が高く、重量、スチーム量、デザイン性もバランスよしと、何拍子もそろったブルーノの衣類スチーマー。中でも神原さんが注目するのは、そのデザインです。
「デザイン性の高い生活家電でおなじみのブルーノだけに、衣類スチーマーもすごくおしゃれ。やわらかなくすみカラーはどんなインテリアともなじみがよく、特に北欧デザインが好きな人にはハマるのではないでしょうか」
単におしゃれなだけでなく、使い手に寄り添ったデザインである点もおすすめの理由だと、神原さん。
「たとえば細めのグリップは握りやすく、ちょうど人さし指が当たる部分にスイッチがあるので片手でスチーム量の調整が可能です。また水タンクはワンタッチで取り外しができるうえ、大きな給水口で給水時に水がこぼれにくい仕様に」
「特に私が使い手としてうれしかったのは、電源コードの長さです。高い位置にかけた衣類にスチームを噴霧するとき、コードが届かないことがよくあるのですが、こちらは3mもあるから延長コードいらず。そういった点も含め、細かい部分までちゃんと使う人のことを考えてデザインされているんだなと、使うたびに実感する一台です」
「スタイリングハンディスチーマー」 全3色
サイズ:93×217mm×110mm 重量:750g
スチーム量:Loモード 約10g/分、Hiモード 約18g/分
スチーム連続使用可能時間:Loモード 約8分、Hiモード 約7分
水タンク容量:約130ml 立ち上がり時間:約25秒
電源コード長:約3m
8250円
ブルーノ
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https://bruno-onlineshop.com/ext/feature/bruno/handysteamer