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【初夏の快適インテリア】雑貨店hal店主・後藤由紀子さんおすすめ! 夏を涼しく乗り切るためのアイテムとは[後編]

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ゆうゆう編集部

年々暑さの厳しさが増す日本の夏。今年も酷暑が予想されるだけに、風通しのよいインテリアで涼やかに暮らす工夫をしたいものです。そこで、素敵な暮らしぶりが注目される雑貨店hal(ハル)店主・後藤由紀子さんのお宅に伺い、夏の家事のコツや、夏を涼しく乗り切るのにおすすめのアイテムを教えていただきました。

↓↓前編はこちら 【初夏の快適インテリア】雑貨店hal店主・後藤由紀子さんの夏仕様にチェンジしたお宅を拝見!

お話を伺ったのは
雑貨店「hal」店主 後藤由紀子さん

ごとう・ゆきこ●1968年、静岡県生まれ。
東京の雑貨店に勤務後、26歳のときに結婚して2児の母に。専業主婦を経て、2003年に地元・沼津で器と生活雑貨の店「hal」を開店。
『雑貨と私』(サンクチュアリ・パブリッシング)、『毎日のこと、こう考えればだいじょうぶ。』(PHP研究所)、『日々のものさし100』(パイインターナショナル)など、暮らしにまつわる著書多数。

火を使わずに調理できる便利グッズを活用

夏は旬のものを食べたり、水出しのお茶を飲んだりして暑さ対策を。

「夫は庭師。屋外で作業をして、体に熱がこもったまま帰宅するので、その熱を逃がすために部屋を涼しくしたり、夏野菜を食べさせたりしています。夫の体がなるべく休まるように、クーラー以外の暑さ対策が必須です」

また、後藤家のキッチンは独立型。狭い空間なので熱気がこもり、調理をすると室温が上昇してしまう。

「キッチンがとにかく暑い! だから夏の間は冷房の効いたリビングで涼みながら料理の仕込みをします。肉巻きや焼売などもリビングで下ごしらえをして、最後の最後にキッチンへ行って短時間で調理」

暑さでなかなかやる気が起きない夏場の食事作り。そんなときに重宝しているのが、岩谷マテリアルのポリ袋「アイラップ」。

「冷蔵や冷凍はもちろん、耐熱性の袋なので電子レンジもOK。火を使わずに調理ができます」

さっそく実演していただいた。ダイニングテーブルの上にはまな板と包丁、アイラップ、ほうれん草。

「ほうれん草をざくざく切って、アイラップに入れて、電子レンジでチンするだけ。おひたしやごま和えなども簡単に作れます。鍋でゆでる必要がないので洗い物も少なくなるし、暑いキッチンになるべく行かないようにしたい夏には大助かりです。スーパーなどで手軽に買えるのもいいところ。halのお客さまにおすすめしたら、皆さん愛用者になってくださいました」

暑い、面倒と嘆くのではなく、少しでも快適に過ごせるよう工夫をする。それが笑顔で暮らす秘訣。

「私は家が大好き。だから家にいる時間をリラックスして楽しめるようにしたいと思っています」

子どもの思い出の作品などが並ぶミニ飾り棚。温度計もインテリアの一部に。

かごは、防カビ対策も兼ねて、「竹の棒に通して風通しよく飾りながら、収納しています」。

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