【プロ直伝】スマホで撮れる風景写真「7つの構図レッスン」
公開日
更新日
橋本哲
④画面を【三分割】してみる
1枚の写真の中で、面積を占める割合の大きいほうが、意味を持ちます。
意味を持たせたい、主題にしたいものは、面積を大きく撮るといいでしょう。
【二分割だと主題がわかりにくい】
空と海の面積が、画面の半分ずつ。どちらが主題なのか、わかりにくいですね。
【3分の2が海】
画面の3分の2を占めるのは、海。海の色が変化していく様子がダイナミック。
【3分の2が空】
画面の3分の2を占めるのは空。果てしなく続く空の感じが出ています。
このように、画面を三分割して構図を考えるのが、最近流行っているようです。
⑤【S字構図】で奥行きを出す
S字構図とは、Sの字のように曲がりくねった形の入った画面構成です。
奥行きを感じさせるので、画面に広がりが出ます。
【水面の形がS字に】
お堀のカーブがS字に。奥行きを感じますね。
【お花畑がS字に】
一面のお花畑、きれいですよね。
S字に花が並んでいるように見える場所を探してみましょう。どこまでもお花が続くような、レベルアップした写真が撮れますよ。