【ガーデニング】ロマンチックで愛らしい「ピンクのオステオスペルマム」の寄せ植え
オステオスペルマムの寄せ植え② フォルムの違いを際立たせて大好きなサクラピンクを満喫!
ピンクの中でもいちばん好きな、ほんのり色づくサクラピンクを集めています。色を統一するときには、フォルムのアンサンブルが重要です。点々と咲くディアスキアに、面を感じさせるオステオスペルマムというように、形の異なるものを組み合わせ、葉ものも形の違うものを選びます。 宿根草とは、一度植えると毎年花を咲かせる植物のことです。冬に地上部が枯れても地下部が生き続け、翌年再び芽を出す植物を指すことが多いです。 夏越しとは、暑さに弱い植物を夏の高温や強い日差しから守り、元気な状態で夏を乗り切らせる管理のことです。鉢を日陰に移動する、風通しをよくする、水やりを工夫するなどの対策が必要です。 寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。
比較的、乾燥に強い植物の組み合わせですが、夏には花が止まります。もしも暑さで株を弱らせてしまったら、そこそこ乾燥に強いベゴニアの白花などに植えかえて、他の宿根草
苗の配置図
A:オステオスペルマム
B:バロタ・プセウドディクタムナス
C:ディアスキア
D:グレコマ
E:ホワイトセージ(サルビア・アピアナ)
F:アイビー ‘白雪姫’
コンテナの大きさ/直径36㎝、高さ33㎝
撮影/川部米応
※この記事は「園芸ガイド」2012年夏号(主婦の友社)の記事を、WEB用に再編集したものです。
▼※2024年4月2日に配信した記事を再編集しています▼
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英国園芸研究家
吉谷桂子
英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。英国暮らしの経験を生かしたガーデンライフを提案。「中之条ガーデンズ」「はままつフラワーパーク」など各地の庭を手がけ、また、ガーデニングプロダクトの企画、デザインも行っている。『花の楽しみ 育て方飾り方』(主婦の友社)など著書多数。
英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。英国暮らしの経験を生かしたガーデンライフを提案。「中之条ガーデンズ」「はままつフラワーパーク」など各地の庭を手がけ、また、ガーデニングプロダクトの企画、デザインも行っている。『花の楽しみ 育て方飾り方』(主婦の友社)など著書多数。