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春の花が終わった庭に足すだけ!植えっぱなしで毎年咲く初夏の宿根草【8選】

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光武俊子

春の花盛りが過ぎても、新たに植えた花苗はまだ小さくて、ちょっと物足りない庭やベランダではありませんか? そんなときには、植えっぱなしで毎年咲いてくれる宿根草が重宝です。冬は茎葉が枯れても春に芽を出し、いつの間にか去年より大に育って開花します。

初夏に咲く宿根草は種類豊富!

5月下旬に神奈川県にある「あやせローズガーデン」に伺いました。バラの育種家でもある河合伸志さんが監修されて、2025年5月にリニューアルオープン。バラ以外もアジサイなどの低木や、宿根草が見事に咲くガーデンです。

バラの盛りは過ぎている時期でしたけれど、まだたくさんのバラが咲き残り、魅力的な宿根草との組み合わせが楽しめました。初夏に咲く宿根草の豊かなバリエーションに改めて驚かされます。

春の花が終わった庭に足すだけ!植えっぱなしで毎年咲く初夏の宿根草【8選】(画像2)

「あやせローズガーデン」にて、ゲラニウムやネペタなどの宿根草がミニバラの大鉢の周囲を埋める(筆者撮影)

春のチューリップやパンジー&ビオラが終わって、5月の連休に花苗を植え替えた方が多いと思います。ただ、まだ小さい新苗だけでは物足りない初夏の庭に宿根草を植えておくと、そのままで翌年も開花。連休に植え替える新苗とすてきな組み合わせが楽しめます。

植えっぱなしでアクセントになる 初夏の宿根草8選

小花が群れ咲いて空間を埋める【ネペタ(キャットミント)】

開花期:4~10月
草丈:20~70cm

ラベンダーのように薄紫色や白の小花を穂状に咲かせて、ラベンダーより暑さに強くて育てやすい宿根草。年々、大株に育って花壇のすき間を埋めてくれます。キャットミントと呼ばれるもののハーブではなく、ネコが好むキャットニップ(ネペタ・カタリナ)とも別物です。

春の花が終わった庭に足すだけ!植えっぱなしで毎年咲く初夏の宿根草【8選】(画像3)

ネペタ‘ウォーカーズロウ’

草原に群れ咲くマツムシソウ【スカビオサ】

開花期:真夏をのぞく4~10月
草丈:10~80cm

日本では晩夏~秋に草原で咲くマツムシソウの仲間です。花の中心(筒状花)が盛り上がる花形がユニークで、大きなものでは花径6~8cmにもなって目立ちます。蒸し暑さに弱くて真夏は花を休みますが、秋にはまた開花。水はけのよい日当たりで育てます。

雄大な花穂で視線を集める【バーバスカム】

開花期:6~7月
草丈:20~180cm

地中海沿岸から中央アジアに自生する多年草ですが、和名ビロードモウズイカが日本各地で野生化しています。全草が銀白色でビロードのような質感がユニークで、長い花穂が目立ちます。ほかに‘サザンチャーム’という交配種があり、パステル調の花色で人気です。

春の花が終わった庭に足すだけ!植えっぱなしで毎年咲く初夏の宿根草【8選】(画像6)

ビロードモウズイカ

春の花が終わった庭に足すだけ!植えっぱなしで毎年咲く初夏の宿根草【8選】(画像7)

バーバスカム‘サザンチャーム’

ふんわりした株姿で使いやすい【ゲラニウム(フウロソウ)】

開花期:4~6月
草丈:15~30cm

ヨーロッパや小アジア、ヒマラヤから中国南西部に自生。高山に咲くものとの交配種が多く、日本の暖地では夏越しが難しいところがあります。水はけよい用土で真夏の強光線を避けて育てるのがおすすめです。ふんわり茂る株は花壇の縁取りやすき間を埋めるのにぴったり。

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つる性植物とは、自らの茎や葉を他の物体に絡ませたり、巻きつけたりして生長する植物のことです。​代表的なものに、アサガオ、クレマチス、スイートピーなどがあり、フェンスやトレリスを利用して立体的な演出が可能です。

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植え替えとは、鉢植えや地植えの植物を別の場所や容器に移して育て直す作業を指します。生長に伴って根詰まりを起こしたり、用土の養分が不足したりした場合に必要で、植物の健康を保つために欠かせない手入れのひとつです。時期としては休眠期や生長初期が適していて、新しい用土や大きな容器、広い場所に植え替えることで根の活性化を促します。根の状態を確認しながら丁寧に行うことで、再び元気に育ちやすくなります。

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八重咲きとは、花びらがたくさん重なって咲く花のことです。通常の花よりも華やかでボリュームがあり、豪華な印象を与えます。バラ、ダリアなど、多くの植物に八重咲きの品種があります。

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トレリスとは、格子状に組んだ木や金属の支柱で、つる性植物を這わせるために設置される構造物です。クレマチスやバラなどの仕立てに使われ、立体的な演出やスペースの有効活用に役立ちます。庭やベランダに設置することで、植物の生長をサポートするだけでなく、景観のアクセントとしても優れた役割を果たします。

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宿根草とは、一度植えると毎年花を咲かせる植物のことです。冬に地上部が枯れても地下部が生き続け、翌年再び芽を出す植物を指すことが多いです。​

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多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

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夏越しとは、暑さに弱い植物を夏の高温や強い日差しから守り、元気な状態で夏を乗り切らせる管理のことです。鉢を日陰に移動する、風通しをよくする、水やりを工夫するなどの対策が必要です。

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一年草とは、発芽から開花、結実、枯死までのライフサイクルを1年以内で終える植物のことです。春にタネをまいて夏から秋に花を咲かせる「春まき一年草」と、秋にタネをまいて翌春から初夏に開花する「秋まき一年草」に分類されます。代表的な春まき一年草には、ヒマワリやコスモスがあります。短期間で生長し、華やかな花を楽しめるのが特徴です。

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開花とは、植物がつぼみから花を咲かせる現象を指し、植物のライフサイクルの中で繁殖を目的とした重要な段階です。開花には品種ごとの遺伝的要因に加え、温度・日照・水分・肥料などの栽培環境が大きく関係しています。開花の時期や条件を正しく理解することは、ガーデニングにおいて花を美しく咲かせるための基礎知識の一つとなります。

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誘引とは、植物の枝やつるを支柱やフェンスに沿って結びつけ、形を整えたり、日当たりをよくしたりする作業です。生長に合わせて、ひもなどでやさしく固定します。見た目を美しくするだけでなく、花つきや収穫量にも影響します。

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草丈とは、植物が地面からどのくらいの高さまで育つかを示す言葉で、園芸品種の選定や植えつけ間隔を考えるうえで重要な指標になります。低い草丈の品種は鉢植えや寄せ植えに向き、高い草丈の品種は庭の背景や目隠しとして活躍します。花壇づくりでは草丈のバランスを取ることで、奥行きや見栄えのよいレイアウトに仕上げられます。

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花穂とは、棒状に長く伸びた軸に花が密集して咲く花序の一種で、ラベンダーやミントなどのシソ科植物に多く見られます。花穂は多数の小さな花がまとまって咲くことで、視覚的にも香りの面でも存在感があり、昆虫を引き寄せる効果が高い形状です。ドライフラワーやポプリにも利用されることが多く、観賞と実用を兼ねた人気の高い花序形態です。

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花形とは、ガーデニングにおいて花の形状や咲き方を指します。漏斗形、鐘形、バラ形など多彩なタイプがあり、花壇や鉢植えのデザインで個性や全体の雰囲気を引き立てます。特に寄せ植えや庭づくりでは、異なる花形を組み合わせることで立体感や動きを演出できます。例えば、パンジーの平らな花形とチューリップの漏斗形を組み合わせることで、視覚的にバランスの取れた華やかな空間が生まれます。花形の組み合わせ方の工夫次第で、ガーデニングの幅は無限に広がります。

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花序とは、複数の花が一定のパターンで並んだ構造を指し、植物の種類によって総状花序、円錐花序、頭状花序など多様なタイプがあります。例えばスズランのように一方向に並ぶものや、アジサイのようにまとまって咲くものなど、その形は見た目の美しさだけでなく、花粉の運搬効率や種子の散布にも関係しています。花序の形状は分類学や園芸品種選びでも注目される要素です。

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育種とは、人にとって有用な植物を作るために、品種改良を行う技術や作業のことです。病気に強い、収穫量が多い、花色が美しいなど、目的に応じて親となる植物を交配させ、望ましい性質を持つ個体を選び出します。ガーデニングや農業の現場では、新品種の開発に欠かせない重要なものです。

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用土とは、植物を育てるために使う土のことです。植物の種類に合わせて、水はけ、保水性、通気性、栄養のバランスを考えてつくられています。園芸店では「観葉植物用」「野菜用」「多肉植物用」など、目的別の用土が販売されており、初心者でも使いやすくなっています。

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暖地とは、年平均気温が15℃〜18℃、冬も厳しい寒さになりにくい地域を指します。日本では九州や四国、沖縄、本州の関東以南の太平洋側などが該当します。こうした地域では、寒さに弱い熱帯植物や南国フルーツ、四季咲きの花がガーデニングで育てやすいのが特徴です。ただし、夏の高温多湿が植物の生長に与える影響もあるため、適切な管理が必要となります。

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新苗とは、その年につぎ木やさし木でふやされた若い苗のことを指します。​特にバラ栽培において用いられる用語で、春から初夏にかけて販売されます。

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品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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和名とは、植物の名前を日本語で表した呼び名のことです。ガーデニングにおいて、学名や英名に加え、和名を知ることで親しみやすさが増します。日本の文化や風土に根差した和名は、植物の特徴や用途、見た目を表現したものが多く、例えば「桜(さくら)」や「藤(ふじ)」などが代表例です。また、古文や和歌にも登場することがあり、日本の歴史や文学とも深い関わりを見せます。

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低木とは、一般的に高さが約2メートル以下の小型の木を指します。ガーデニングでは庭の縁取りやアクセントとして使われることが多く、ツツジやユキヤナギ、ローズマリーなどが代表的です。剪定がしやすく、生長も制御しやすいため、初心者にも扱いやすい特徴があります。また、低木は季節ごとの花や葉の変化を楽しむことができ、庭に四季折々の彩りをもたらします。

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交配とは、異なる個体間で花粉を授受させ、種子を作らせることを指します。自然界では風や昆虫によって行われることが多く、人為的には望ましい性質を持った植物同士を選び、花粉を人工的に移すことで、新たな品種づくりや改良が行われます。例えば、花色や香りの強いバラや、実の大きなトマトなどは、長年の交配によって生まれたものです。家庭園芸でも、自家採種やオリジナル品種の作出を目指す際に、交配は魅力的な技術の一つです。

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株とは、地面から芽を出して生長している植物の基本単位を意味し、特に多年草や野菜苗などでよく用いられます。例えば「このラベンダーは大株に育った」といったように、株の大きさや状態は植物の生育具合を示す指標にもなります。ガーデニングでは株分けや株の更新、株元の管理など、長期的な育成を考えるうえで頻出する概念です。

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