はじめての【ヤマアジサイ鉢栽培】花が終わったらいつ剪定?どこで切る?挿し木で株を増やすには?
もともとは山に自生しているヤマアジサイ。平地での栽培は難しそう、そう思われる方も多いかもしれません。鎌倉アジサイ同好会の前川英吉さんに、はじめてでもできるヤマアジサイの鉢栽培について教えていただきました。今回は「ヤマアジサイの開花後の作業」です。
本来の姿や雰囲気でヤマアジサイらしい風情を楽しむ
近年、ゴールデンウイークごろから、こんもりと花をつけた園芸アジサイの鉢が店頭に並ぶようになりました。ご自分で購入したり、贈答品としていただく機会も多いのではないかと思います。その豪華な咲き姿を見てしまうと、翌年も同じように咲かせたいと望んでしまうものですが、プロが作った株のように毎年、多くの花を咲かせるのは難しいものです。
それにくらべて、ヤマアジサイは自生地でも園芸アジサイの鉢花のようにたくさんの花をつけません。それらの鉢花の咲き姿は別物と考えて、本来のヤマアジサイの姿や雰囲気を鉢植えで楽しんでみてはいかがでしょう。鉢植えで育てるのであれば、1株に3~5輪咲かせるだけで十分喜びがあるのでは、と思います。
ヤマアジサイを鉢植えで育てるメリットとしては、ガクアジサイやエゾアジサイなど株が大きくなるものとは異なり、コンパクトに楽しめることです。栽培スペースが少なくても育てられますし、剪定や植えかえのタイミング、水やりのコツだけつかめば、本格的な設備や難しい技術もいりません。剪定した枝から挿し穂を作り、株を増やすこともできます。趣のあるヤマアジサイの鉢植え、挑戦してみてください。
