【50代人気ブロガーの住み替え】夫婦の家事シェアがスムーズになる家とは?手放せないキッチン家電もお披露目。
人生の後半戦、“自分サイズ"を見直して、シンプルかつコンパクトに暮らし替えをされた方を紹介する「小さい暮らし」の見本帖。今回、登場いただくのは、人気ブロガーのRinさん。将来を見すえて小さなシンプルかつ平屋の家を建てました。後編では、50代〜に相性のいいキッチン家電もご紹介!
▼前回はこちら▼
>>小さな平屋に暮らし替え実例…50代から始めるシンプルライフ!【Rinさん】暮らしやすい家になって夫との家事シェアにも成功
整理収納アドバイザーの資格ももつRinさん。子育て期とは違い今後は必要なものが減っていく傾向にあるプレシニアとして新築の際に意識したのは、いかに多くのものを収納できるかより、しまってあるものがひと目でわかることと、出し入れしやすいこと。
その一方で、20年後、30年後を考えすぎる必要はないというのもRinさんの考え。
「廊下に手すりをつけても、急に車椅子生活になって手すりが邪魔になるかもしれません。必要になったら介護認定を受けて改修をすればいいんです。バリアフリーならぬ〝バリアありー〟の家のほうが鍛錬になるという考えもありますから」
新築して6年が経過し、コンパクトな平屋の住み心地は上々。血圧が高めの夫のために採用した全館空調のおかげで、家じゅうの室温が一定であることも快適さの理由だという。さらに、どこに何があるのかがわかりやすい家になったことで、夫との家事シェア率がアップ!
「これまでは、説明するのが面倒だし体力もあったから、ひとりで頑張っていたんですよね。ぎっくり腰になったり膝を痛めたりしたこともあって、甘えることを覚えました(笑)」
加齢による体の機能低下はあらがえないこと。
「だからこそタスクを減らしたり、覚えていられる量にしたりという暮らしのダウンサイジングが大切。負担のかかるものを削いでいくと、ラクになれるんですよ」とRinさん。コンパクトな住まいで〝余白〟のあるプレシニアライフを、今まさに楽しんでいる。
「はじめたこと」は何ですか?
ハードすぎず気分爽快なスポーツ、「インディアカ」
バレーボールをずっと続けてきたRinさん。羽根つきのボールを手で打ち合う、バレーボールに似たルールのインディアカを始めた。
「大量の汗をかくんですがすごく楽しい! 夫も喜んで参加しています」
お互い子どもが独立してライブに旅行にと姉妹の交流が活発に
「それぞれ家庭をもって疎遠になる時期はあっても、姉妹のつき合いって復活するんですよ」。
定年退職したお姉さまもRinさんと同じく子どもが独立。気軽にお茶をしたりライブや旅行に行ったりする相棒に。