「家族以外は何もいらない」物だらけの一戸建てからミニマリストに転身。まず最初に捨てたものは?
自分らしい“持たない暮らし”を楽しんでいる方の実例を紹介します。話題の新刊『捨てて、やめてラクになる 私らしい「持たない暮らし」』から抜粋してお届けするのは、ミエさん。かつては自宅の一部を開放して雑貨店を経営し、多くのモノに囲まれていたそうです。前編は、ミニマリストへ転身の理由。
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PROFILE
ミエさん
持たない暮らし歴:6年
住まい:持ち家一戸建て
同居家族:夫、息子(19歳)、娘(17歳)、犬
YouTube:https://www.youtube.com/@minimalist_mie
Instagram:@minimalist_mie
最も大切なのは、家族。それ以外のものは多く持たなくていい
自宅の一部を開放して雑貨店を経営し、多くのものに囲まれていた過去。当時の家は「家族にとって居心地の悪い空間だったはず」と、ミエさんは振り返ります。
「のめり込むあまり、日々の暮らしと仕事の境界線がなくなっていました。プライベートでの忘れものが増え、子ども関係の書類を提出し忘れ…。家族との関係がギクシャクしてしまったことで、“私にとって最も大切なものは家族なんだ”と改めて認識したのです。それから少しずつものを減らし始めました」
ミニマリスト思考に触れ、楽しすぎて夫にアウトプットを続けたミエさん。
「何一つ強制はしていないのに、今では夫もミニマリストです」
「手放したもの」は何ですか?
「手放したもの」は、大量の雑貨
視界がすっきりクリアに。集中できる空間になりました
購入した雑貨をリビングや和室に並べ、週3回ショップを開いていました。什器も棚もたくさんあり、くつろげる空間とはほど遠いような状態。今は何もありません。視界に余計なものが入らないと、家事や他のやりたいことに集中して取り組むことができると知りました。掃除に取りかかるまでのハードルも大幅に下がっています。
