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服は年間3着だけ!?「持たない暮らし」でラクになる生活のヒント【Nozomiさん】

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ゆうゆうtime編集部

自分らしい“持たない暮らし”を楽しんでいる方の実例を紹介します。話題の新刊『捨てて、やめてラクになる 私らしい「持たない暮らし」』から抜粋してお届けするのは、Nozomiさん。無駄を徹底的に削ぎ落とし、自分や家族のための時間を生み出す暮らしを実践しています。

PROFILE
Nozomiさん
会社勤務を経て、ミニマリストとしてInstagram、YouTube、Voicy などで情報を発信するインフルエンサーに。都内の賃貸マンションに夫、娘(5歳)、息子(4歳)とともに暮らす。
Instagram:@nozominimam
YouTube:https://youtube.com/c/MinimalistNozomi

※掲載情報は書籍刊行当時のものです。

家事より自分や、家族のために時間を割きたい。ものが最小限なら、合理的にこなせます

ミニマリスト思考との出会いは社会人2年目のとき

ミニマリストであり、整理収納アドバイザー1級を所有して片づけが苦手な人へのアドバイスも行っているNozomiさん。整理収納、ミニマリスト思考に目覚めるきっかけはそれぞれにありました。

「小学校に入学し、急に自分の持ちものが増えたときのこと。母と一緒に整理整頓したあと、“すっきりっていいな”と子どもながらに感じたのです。それ以来、自分が気分よくいるために片づける毎日でした」

以前から持ちものはそれほど多くありませんでしたが、本格的にものを手放し始めたのは社会人になってから。

「ミニマリストさんが書いた書籍を読み、私が持っているものの大半は“なんとなく”選び持っていたものだと気づきました。そして他人からどう思われるかが判断基準だったことも。友人たちから浮かないように買った服、あまり気に入っていないけれど身につけていたアクセサリー、集めて満足していたCD、使うあてのないタオル…。必要ないもの、惰性で持っていたものを手放していくと、自分の感覚が研ぎ澄まされていく心地よさを体感。自分がどうしたいか、何を求めているかがより具体的にわかるようになったのです」

数年かけてものを減らし、トランクひとつで単身の引っ越しができるまでに。

「出産後は、子育てへの不安から過剰に育児用品を買ってしまった時期もありました。でも多すぎた離乳食アイテムやおもちゃを捨てたら、その洗浄や消毒、片づけの時間が減ってまたラクな生活が戻ってきたのです」

Nozomiさんにとっては、ものより時間と経験のほうが大切。

「家族時間を充実させるために、他のことには手間と時間をかけたくありません。特に家事。ものがないだけで掃除・お手入れの手間が減り、管理もグッとラクになります。今、私が1日の中で家事にかけている時間はおよそ30分。ものを減らし、時間を生み出すための生活家電を多く取り入れているからです。育児と仕事の両立で心に余裕がなくなる日もありますが、それでも楽しんで前向きに暮らせているのは、家事をしないですんでいるからこそ。自分時間もしっかり確保できています」

リビング続きの一室には子どものアイテムをまとめています。あるのは本棚2つだけ。床に何も置いていないから、毎日ロボット掃除機を稼働させるくらいで特別な掃除は不要です。

リビングにはソファもラグもありません。テレビは照明兼プロジェクターで視聴。ここで日課の筋トレをしたり、子どもたちが遊んだり。家具を置かないからこそ、多用途に使えます。

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