【かぼちゃ】保存で失敗しない!おすすめ長持ちテクニックと皮ごと調理の秘密
保存方法に気をつければ、かぼちゃは長く保存できて重宝します。体内でビタミンAに変わるβ―カロテンや、食物繊維をたっぷり含んだ、栄養値の高い野菜。種やわたもおいしく活用しましょう。料理研究家の沼津りえさんに、おいしさをキープしながら長もちする保存方法を尋ねました。
常温保存
収穫して追熟させることで甘みが増すため、新鮮なものがおいしいとは限りません。まるごとで常温保存する場合の保存期間の目安は2カ月です。
冷蔵保存
冷凍保存
冷蔵保存と同様で、種とわたを残さずにとり、一口大に切ってポリ袋に入れ、冷凍します。冷凍の保存期間は1カ月。
ゆでてつぶしたものをペースト状にして冷凍すれば、そのままスープやコロッケの具として使用できて便利です。
解凍方法
冷凍後は解凍せず、そのまま調理します。冷凍のまま煮込み料理などに使用可能です。冷凍したかぼちゃをゆでると甘みが増し、身が詰まった感じがします。
冷凍後そのまま油と合わせると脂溶性ビタミンの吸収率がアップします。皮は果肉の3倍のβ―カロテンを含んでいます。かぼちゃは皮ごと使ってくださいね。
種とわたも捨てずに活用を
冷凍かぼちゃで、ピリ辛甘酢漬け
材料と作り方(作りやすい分量)
①冷凍かぼちゃ200gは耐熱皿に入れ、ラップをかけ、電子レンジで2分加熱する。少しやわらかくなったら、5mm角の棒状に切る。赤とうがらしは種をとり、小口切りにする。
②ボウルに酢大さじ3、砂糖大さじ2、塩小さじ1/4と①を入れ、半日漬ける。
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※この記事は『食品長持ち保存術』沼津りえ著(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。
※2022年10月21日に配信した記事を再編集しています。
食品長持ち保存術
沼津りえ著
主婦の友社刊
せっかく買った食品はできるだけ長持ちさせたいもの。料理研究家・沼津りえさんがさまざまな方法を試してたどり着いた、ムダを出さずに最後までおいしく食べきるための食材の保存方法をまとめました。
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