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ポインセチア育成ガイド!来年も楽しめる簡単ケアと冬越しのポイント【ガーデニング】

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光武俊子

10℃以上で乾燥気味に育てて、来年も!

ポインセチアの原種はメキシコの山地原産で、多肉植物の仲間も多い低木のユーフォルビアです。寒さに弱いため最低温度10℃以上が必要。日中は玄関先などで日に当ててもOKですが、夜は室内に取り込むのを忘れないように! 寒風に当てるとあっという間に黒ずんで枯死します。沖縄などでは庭植え可能です。

ポインセチア育成ガイド!来年も楽しめる簡単ケアと冬越しのポイント【ガーデニング】(画像9)

原産地で大きく育つ原種

東京あたりでは日当たりのよい室内で、エアコンなどの風が直接当たらない場所がベスト。夜に冷え込む窓辺なら、夜間だけ部屋の中央に移動するとよいでしょう。乾燥に強いので、鉢土の表面がよく乾いてから水やりします。過湿にすると根腐れしやすいのでご注意ください。

冬は休眠していますが、春にはグングン成長するので、ひとまわり大きな鉢に植え替え。ひょろひょろ伸び出す枝を株元から2~3節で切り戻します。最低気温が15℃以上になったら屋外の日当たりで育て、7月には春に切った位置から1~2節上でもう一度切り戻し。

15℃以下になる前に夜は室内に取り込み、9月上旬から段ボール箱などをかぶせて毎日13時間以上光をシャットアウトします(短日処理)。こうすることで、夏は緑色だった葉の上部に出る苞が、11月に赤く染まります。夏越しにも挑戦して2年目のクリスマスにも楽しんでみましょう。

※2024年12月4日に配信した記事を再編集しています。

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