服200着→約25着に減らした「持たない暮らし」。3年かけて見つけた、自分にちょうどいい“身軽さ”[あやじまさん]
自分らしい“持たない暮らし”を楽しんでいる方の実例を紹介します。話題の新刊『「持たない暮らし」の見本帖』から抜粋してお届けするのは、あやじまさん。3回に分けてお届けする第1回は、ものを手放し始めたきっかけについて。
PROFILE
あやじまさん(インフルエンサー)
2017年の海外生活を機にミニマルライフに開眼。乳幼児とリュックひとつで海外旅行など、固定観念を覆す暮らしを発信。政治家向けSNSコンサルタントや商品プロデューサーとしても活動中。
▼あやじまさんのInstagram
@aya.jima
▼あやじまさんの音声配信Voicy
@aya.jima
大事なのは、ものの数ではなく“身軽”であること。旅も子育ても、ふわっと軽やかに楽しんでいます
「持つ」ということは、ものと真剣に向き合うこと。手放すときは心を込めて
3年。あやじまさんがものを手放してミニマルな暮らしを確立するまでにかけた時間です。ゆっくりと、少しずつ。その間「減らさなければ」「捨てるべき」などネガティブな気持ちになったことはあまりないそうです。
「きっかけは、半年間のアメリカ生活でした。夫の研修に帯同し、必要最低限の荷物だけを持って渡米。ものの少なさに困るどころか、とても快適だったのです」
帰国後、自然と不要なものを手放し始めたと話すあやじまさん。かつて200着ほどあった服は、約25着に。でも、ミニマルな暮らしが落ち着いた今は、数や量にまったくとらわれなくなったと言います。
「どれだけ減らせるか、と頑張っていた時期もあったのは確か。でも最近は、適正量や最小量という概念をあまり意識しなくなりました。私はおしゃれが大好きだし、インテリアも追求したい。ものが多い、少ないことにこだわるのではなく、持っていて自分が心地いいと感じるなら持つ。今の暮らしに不要ならば手放す。大事なのは数ではないのです」
先日は新婚旅行の際に購入したパンプスを1足、手放しました。
「底が剥がれていてもう履けない状態でした。靴というより思い出アイテムです。私のクローゼット事情をよく知る友人を家に呼び、靴を前にふたりして正座。結婚当時の思い出話をしてから処分しました。ある意味、成仏してもらうための儀式ですね。持つことは、ものと正面から向き合うこと。一度自分が選んだのなら、どんな小さなものにでも真剣に向き合って手放したいと思っています」
