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【俺たちの箱根駅伝】第2話レビュー 徳重(大泉洋)の助言は“ちょい投げ”!中継チームの不協和音を救う言葉(ネタバレあり)

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四戸咲子

池井戸潤の小説を原作に、箱根駅伝に懸ける人々の情熱を描くドラマ「俺たちの箱根駅伝」(日本テレビ)。大泉洋演じるテレビ局のチーフプロデューサーをはじめ、中継に挑むスタッフたちと、タスキをつなぐ学生ランナー。走る者と伝える者、ふたつの視点から描かれる熱いドラマの見どころを、各話のレビューで振り返ります。※ネタバレあり

注目の若手俳優が多数出演しているのも要チェック!

箱根駅伝に向け、大日テレビ、学生連合チーム、それぞれが本格的に始動する様子が描かれた第2話。

学生連合チームは合宿初日を迎え、予選会で本選出場を逃した大学から1人ずつ選出された16人が集結。明誠学院大学の青葉隼斗(小林虎之介)は、同マネージャーの矢野計図(奥智哉)とともに参加している。

自己紹介が行われ、青葉をはじめ、諌山天馬(菅生新樹)や倉科弾(林裕太)、猪俣丈(庄司浩平)、乃木圭介(池田匡志)、村井大地(樋之津琳太郎)ら多くの者が前向きな姿勢を見せる中、松木浩太(水沢林太郎)、富岡周人(荒木飛羽)、内藤星也(浅野竣哉)、桃山遥(齋藤璃佑)の4人が明らかに乗り気ではない態度。ちなみに自己紹介にて矢野が「親近感がわくので下の名前で呼び合いませんか」と提案したので、ここでもそうしたい。

隼斗はキャプテンに立候補した。監督の甲斐真人(山下智久)は「箱根駅伝3位以上」と宣言すると学生たちは騒然。「学生連合チームはオープン扱いで記録に残らないが、本気じゃないレースからは何も得られない。雰囲気を味わいたいなら沿道で旗でも振っていたほうがいい」と厳しい言葉をかけるのだった。

今回から学生連合チームの選手が全員登場。自己紹介のシーンではそれぞれのキャラクターの個性も垣間見えて楽しい。しかも、やる気がみなぎっている派とローテンション派の温度差も浮き彫りになり、早速何か起こりそうな予感にワクワク。小林や奥をはじめ、注目の若手俳優が多数出演しているのも要チェック。これからピックアップされていくたびに推しが生まれそうだ。

組織にいて人をまとめるのは難しいよね……という気持ちに

一方、中継を担う大日テレビのスポーツ局。

前回、チーフプロデューサー・徳重亮(大泉洋)が、強引な番組改革を目論む上層部から“伝統の中継”を守り切ったのもつかの間、ちょっとした不協和音が生まれていた。

初めてセンターディレクターを任され、みんなをまとめようと気を張る宮本菜月(伊藤沙莉)は、新米AD・戸山知香(山田杏奈)が作るHP用動画に強烈なダメ出しを連発したり、技術チーフやカメラマンの仕事にも口出ししたり……。彼女のワンマンプレーにそれぞれが不満を募らせる中、ディレクター・野村豪輝(浅香航大)は「宮本の命令だったら何でも従えってこと? センターディレクターって神様なの?」と吐き捨てる。

彼らを見守りつつも心配していた徳重が宮本と話すと、「この仕事に向いていないかもしれない。昔から人をまとめたりするのが苦手」だと本音を吐露。徳重が昔、“丸投げの徳重”と呼ばれていたことを話題に出し、「任されるのが嬉しかった。でも人に任せるのは勇気がいる」とも。

すると、徳重は「俺は人に期待しちゃう。みんな俺にないものを持ってるから。丸投げじゃなくて、“ちょい投げ”ぐらいしてみたら?」とアドバイス。心をつかれた宮本は、戸山や野村らに任せてみることに。

宮本のワンマンプレーは下手したらパワハラでは⁉ と思ってしまうほど見ているこちらもハラハラしたが、徳重と2人で話しているシーンで彼女のコンプレックスも明らかになり、みんな一生懸命仕事をしているだけだけど、組織にいて人をまとめるって難しいよね……という気持ちに。

そして徳重は飄々としているが、ちゃんと人を見ていて、サラッといいことを言う。こんな上司がいたらいいのに、と思わせた。宮本と戸山が女子同士、ランチ(と言ってもコンビニのおにぎりなどだが)を食べながら、少しだけ心を通わせる場面も微笑ましかった。

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