【俺たちの箱根駅伝】第2話レビュー 徳重(大泉洋)の助言は“ちょい投げ”!中継チームの不協和音を救う言葉(ネタバレあり)
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四戸咲子
水沢林太郎の人を見下したような芝居が巧く、とてつもなく腹立たしい
そしてクライマックスは学生連合チームの合宿での出来事だ。
毎週末合宿という異例のスケジュールを敢行。隼斗たちと、明らかに手を抜いた走りをする浩太ら4人との温度差はピークに達し、ついに喧嘩が勃発!
天馬や弾に「監督の指示を無視してる」と指摘されると、浩太や星也が「こんな練習バカ正直にやってるのはどうかしてる」、「そもそも学生連合で毎週練習なんて聞いたことがない」と不満を爆発。丈が「嫌ならやめればいい。ちんたら走られるのは迷惑」と言うと、星也は「自己ベスト29分台のやつに言われたくないんだけど」と鼻で笑い、つかみ合いに。
そんな中、声を上げたのは隼斗だ。
「俺はこのまま終わりたくない。終われない。記録も順位もつかないし襷(たすき)の重みもないかもしれない。でも俺はこのチームで箱根を走りたい。このメンバーで。甲斐監督と一緒に」と涙をたたえながら熱く語る。
だが浩太は冷めたまま、「キャプテンの気持ちはわかった。でも俺らは俺らのやり方でやらせてもらうから」と星也、遥、周人と去っていく。
早々にぶつかり合った学生たち。「学生連合チームでも本気で走りたい」、「記録に残らないなら意味がない。1年後の箱根をめざしたい」などとお互いに本音をぶつけ合っているので悪いことではないような気もしたが、チームの空気は最悪。特に、ネガティブ派のリーダー的存在である浩太を演じる水沢の人を見下したような芝居が巧く、とてつもなく腹立たしい。浩太が今後どうなっていくのか、楽しみでしかない。
その後、計図が遥を探していると、一人でグラウンドを走る隼斗を見つめていた。計図は甲斐から、遥が2年の時にアキレス腱を痛めているため無理せずコンディションを整えたほうがいいと聞いて、「いいストレッチ動画を見つけたから送っておく」と伝える。自分のケガを知っている甲斐に驚く遥に計図は、甲斐が選手一人ひとりのことを知るため、合宿前に16校の駅伝監督全員に会いに行き、パーソナルなことも調べたらしいと話す。
すると翌早朝、個人練習を終えた隼斗がグラウンドを見ると、一人で黙々と走る遥の姿が。隼斗はうれし涙をこらえつつ何も言わず並走する。走り終えた遥は「このまま終わりたくない。俺も学生連合で本気の走りがしたい」と本音を吐く。そこへ計図や天馬、弾、丈らもやってきて、楽しそうに練習へ向かっていった。
朝陽を浴びながら2人が並走するシーンはなんとも美しく、流れてきた桑田佳祐の主題歌「神々の襷」も相まって感動的。ネガティブ派から早速、遥が“仲間”になったが、まだまだ問題は山積みだ。
ラストは徳重が電話を取ると、ベテランで選手からもスタッフからも信頼の厚い箱根中継のアナウンサー・前田久志(平原テツ)が入院するという連絡が……。箱根駅伝まで50日。また大きな問題に立ち向かう彼らから目が離せない。
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