好きな季語はありますか? 俳句の季語クイズであなたの季節感をチェックしてみましょう!
【クイズ】鍋焼・湯豆腐・粕汁・納豆汁・どじょう鍋・蕪汁・闇鍋 【鍋】にまつわる季語。冬の季語でないものはどれ?
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おいしいものが好きなみなさんには、カンタンだったかもしれませんね。
冬の季語ではないのは、「どじょう(泥鰌)鍋」、夏の季語です。
「丸のままの泥鰌を浅鍋で煮たもの」。ごぼうの風味がよくあいます。「体力増強のため夏によく食べる」一品です。
ほかは、すべて冬の季語です。
「鍋焼」は、なべやきうどん。「湯豆腐」も冬にはいいですね。
「粕汁(かすじる)」は「酒粕を入れた汁」。体が温まります。
「納豆汁」は「納豆をすりこんだ味噌汁」、「蕪汁(かぶじる)」は、「蕪の味噌汁」、これらも冬の季語です。
「闇鍋(やみなべ)」は、「持ち寄った材料を暗がりの中で煮込み、何かわからぬまま食べる座興」。「闇汁(やみじる)」も同意で、冬の季語です。いにしえの人は、闇鍋にどんな食材を入れたのでしょうか……、気になります。
季語の解説は、『新版いちばんわかりやすい 俳句歳時記 秋 冬 新年』辻桃子・安部元気著(主婦の友社)を引用しています。
新版いちばんわかりやすい俳句歳時記 秋冬新年
辻桃子著 安倍元気著
主婦の友社刊
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